レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年10月11日
- 登録日時
- 2019/11/12 16:37
- 更新日時
- 2020/02/24 10:53
- 管理番号
- 新県図-01413
- 質問
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解決
佐渡における明治以降の郵便事業に関する資料について
- 回答
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佐渡島内旧市町村(両津市、相川町、佐和田町、金井町、新穂村、畑野町、真野町、小木町、羽茂町、赤泊村)の歴史関係資料を調査したところ、下記(1)~(8)の資料に各市町村の郵便事業に関する記述が見つかりました。ただし、金井町、小木町については、町史の通史編を調査しましたが、郵便事業に関する記述は見つかりませんでした。
また、当館所蔵資料を調査したところ、下記(9)~(12)の資料に佐渡における郵便事業に関する記述や写真等が見つかりました。
そのほか、当館所蔵の郷土研究雑誌から調査・研究に役立つと思われる論文や記事を選んで採録した「雑誌記事索引データベース」(http://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/Kyodo/)で「佐渡 郵便」をキーワードに検索したところ、下記(13)の記事がヒットしました。
(1)『両津市誌』下巻(両津市誌編さん委員会/編 両津市 1989)
p327~329「郵便局の開設」
(2)『佐渡相川の歴史』通史編 近・現代(相川町史編纂委員会/編 相川町 1995)
p478~482「郵便と電話」
(3)『佐和田町史』通史編3(佐和田町史編さん委員会/編 佐和田町教育委員会 2001)
p384~385「創設の頃」、p386~387「佐和田郵便局」、p387~388「沢根郵便局」
(4)『新穂村史』(新穂村史編さん委員会/編 新穂村史編さん委員会 1976)
p771に「明治九年(一八七六)新穂郵便取扱所がおかれた。当時郵便は鉄輪赤塗りの郵便車が「天下御免」で走りぬけ、河原町の久保清十郎がその車夫をつとめた。」とのみ記述がありました。
(5)『畑野町史』総篇(畑野町史編さん委員会/編 畑野町 1988)
p446「畑野郵便局」
(6)『真野町史』下巻(真野町史編纂委員会/編 真野町教育委員会 1983)
p309~311「1、郵便制度」
(7)『近現代の羽茂』(羽茂町史編さん委員会/編 羽茂町 1998)
p347「郵便」、p347「羽茂本郷郵便局開設」、p347~350「羽茂郵便局と改称」
(8)『赤泊村史』下巻(赤泊村史編纂委員会/編 赤泊村教育委員会 1989)
p521~522「郵便制度」
(9)『概観佐渡』(佐渡郡教育研究会/編 概観佐渡刊行委員会 1964)
p263~265「三、郵便」に昭和30年代当時の島内の郵便局名や郵便路線図などが掲載されていました。
(10)『佐渡の百年』(山本修之助/著 佐渡の百年刊行会 1972)
p106~107「逃亡藩士の郵便局長」
(11)『目で見る佐渡の100年』(山本修之助/監修 郷土出版社 1993)
p67「水津郵便局(両津市・大正12年頃)」、p69「北田野浦郵便局(相川町・大正10年頃)」、p136「河崎郵便局(両津市・昭和20年代)」の写真が掲載されていました。
(12)『佐渡の今昔』(山本仁/監修 郷土出版社 2006)
p73「畑野郵便局(畑野・昭和30年代)」、p74「羽茂郵便局(羽茂・昭和50年代)」の写真が掲載されていました。
(13)「佐渡の郵便史を顧みる」(古沢欣二/著 『佐渡郷土文化』104号 佐渡郷土文化の会 2004 p7~11)
主に佐渡島内で用いられた郵便消印について解説されています。また、p6「口絵」には明治期に使用された佐渡島内の郵便消印のカラー写真が掲載されていました。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 郵便.郵政事業 (693 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 郵便事業
- 佐渡
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000265136