レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/05/01
- 登録日時
- 2007/06/14 02:11
- 更新日時
- 2012/04/02 17:22
- 管理番号
- C2007M0480
- 質問
-
解決
天然黒鉛の産出国と産出量がわかる資料を教えてください。できるだけ新しい情報(2000年以降)で、できましたら種類別(鱗片状・塊状・土状)での記載があるものがあると、大変良いとのことです。
- 回答
-
(【 】内は当館請求記号)
インターネット上の、米国政府資料U.S.Geological Survey(http://www.usgs.gov/ )内の
Graphite Statistics and Information>Publications>Mineral Commodity Summaries >Graphite (Natural)(http://minerals.usgs.gov/minerals/pubs/commodity/graphite/index.html#mcs )
に、Graphite(Natural) の産出国と算出量が掲載されていますが、種類別の記載はありません。
また、当館所蔵の以下の資料を調査いたしましたが、天然黒鉛についての記載は見当たりませんでした。
『世界鉱物資源データブック』資源・素材学会資源経済部門委員会,東京大学生産技術研究所共編 第2版 オーム社 2006 【D2-H237】)
『世界の鉱業の趨勢. 2006』石油天然ガス・金属鉱物資源機構金属資源開発調査企画グループ 2006 (情報収集事業報告書平成18年度第4号) 【DL3-H9】
『中国』2006年版世界経済情報サービス (ARCレポート) 【Z41-B115】
『韓国』2006年版世界経済情報サービス (ARCレポート) 【Z41-B201】
これらの資料のほかに、当館で契約しているデータベース「日経テレコン21」で記事検索をしましたところ、「天然黒鉛、中国動向に関心高まる、価格高騰などの懸念も」が見つかりました。この記事は『化学工業日報』(化学工業日報社 【Z87-12】)の2007年4月10日号の8面に掲載されたもので、概要は以下の通りです。
「世界の天然黒鉛の産出状況をみると鱗状黒鉛の58%、土状黒鉛では65%が中国産。2006年のわが国の天然黒鉛の輸入量(炭素協会まとめ)は鱗状黒鉛が約3万7千トンで土状黒鉛では99.5パーセントと、ほぼ全量を中国に依存している。」
記事中の炭素協会のホームページのURLは炭素協会(http://www.tansokyoukai.biz-web.jp/index.html )です。
お問い合わせになってみてはいかがでしょうか。
(インターネットの最終アクセス:2007年4月26日)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
-
世界の統計2006』『世界国勢図会2006/07』『中国経済統計 改革・開放以降』調査済み。NACSIS-Mebcatで「天然黒鉛」「黒鉛&産出」で検索するもなし。「日本黒鉛」というの企業HPで「天然黒鉛のなかで鱗片状黒鉛の主な産地/中国・ブラジル・ウクライナ、塊状黒鉛の主な産地/スリランカ、土状黒鉛の主な産地/中国」という情報がありました。黒鉛の別名、「石墨」「グラファイト」でも調べてみたのですが、ありませんでした。
- NDC
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- 非金属鉱物.土石採取業 (569 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 半金属
- 炭素
- 天然黒鉛
- 石墨
- Natural Graphite
- 照会先
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- 県立図書館にて『平成14年鉱業便覧』確認していただきましたが、記載はないとのことでした。
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 公共図書館
- 登録番号
- 1000035463