レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006/07/01
- 登録日時
- 2006/12/08 02:12
- 更新日時
- 2024/03/30 00:30
- 管理番号
- M06071215053334
- 質問
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倉敷市にある千人塚について知りたい。
- 回答
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『倉敷市史』に「高潮の被害者をまつる千人塚(市内広江)」と付した写真があり、写真ともにその概説がある。それによれば千人塚は1884(明治17)年に岡山県を襲った台風による犠牲者を祀った石碑である。この台風は同年の8月25日未明に県下各地で高潮の被害をもたらしたが、特に被害が大きかったのが倉敷福田などの地域であった。『岡山県水害史』では「暴風海嘯記事」として記されており、死亡・生死不明者は655名、流失したり損壊した家屋数は2217戸を数えたと記されている。『福田町誌』によれば「千人塚合葬の碑」はこの犠牲者の冥福を祈るために、見舞金などをもとに建立された。当時の惨状については『福田新田大海嘯遭難記』に体験者の話が記録されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 衛生工学.都市工学 (518 9版)
- 参考資料
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倉敷市史研究会編『新修倉敷市史 5 近代 上』倉敷 倉敷市,2002,890,14p 図版10p.
福田町誌編集委員会編『福田町誌』倉敷 福田町誌刊行委員会,1958,4,236p.
岡山県編『岡山県水害史 上』岡山 岡山県,1901,154p.
竹村鉄之助編『福田新田大海嘯遭難記』福田村(児島郡) 第一福田尋常高等小学校,1930,1冊.
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倉敷市史研究会編『新修倉敷市史 5 近代 上』倉敷 倉敷市,2002,890,14p 図版10p.
- キーワード
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- 風水害
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2006071215090853334
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000032228