レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2014/04/06 15:46
- 更新日時
- 2020/08/22 15:58
- 管理番号
- 八幡2014-22
- 質問
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解決
北九州の橋「陸軍橋」と「鉄の橋」についての資料が読みたいです。
- 回答
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「陸軍橋」、「鉄の橋」ともに紫川橋の名称です。
今現在の紫川橋が「鉄の橋」と呼ばれており、それ以前は「陸軍橋」と呼ばれていました。
下記の資料の他、北九州市のHPにも『鉄の橋「紫川橋」』と紹介されており、その中に「旧通称・陸軍橋」と記載されています。
また、紫川には鉄の橋を含め計10橋の橋がございます。
所在地・小倉北区紫川
①海の橋 紫川大橋
②火の橋 室町大橋
③木の橋 常盤橋
④石の橋 勝山橋
⑤水鳥の橋 鷗外橋
⑥月の橋 宝来橋
⑦太陽の橋 中の橋
⑧鉄の橋 紫川橋
⑨風の橋 中島橋
⑩音の橋 豊後橋
・北九州市HP http://www.city.kitakyushu.lg.jp/ken-to/file_0144.html
- 回答プロセス
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自館資料検索にて「陸軍橋」「鉄の橋」のキーワードで探してみましたが「陸軍橋」では見つからず、「鉄の橋」でヒットしたうちの下記資料を調査しました。
しかし紫川橋「鉄の橋」についての記載はございませんでした。
・『鉄(かね)の橋百選』(成瀬輝男著/東京堂出版/1994)ISBN:4-490-20250-4
次に分類法「515橋(工学)」の書棚から下記の二冊を選び調査しました。
『日本の木の橋・石の橋』に記載は見受けられませんでした。
『日本百名橋』の「九州の基点・小倉の玄関口 常盤橋」という項目の文中に「〔中略〕同じ頃陸軍施設の連絡のための陸軍橋(現・紫川橋)が架けられている。」とあり、「現在、北九州市では紫川のマイタウン・マイリバー整備事業を実施中で、河川の整備とそこに架かる一〇橋の美装化が進められている。」との記載がございました。
・『日本の木の橋・石の橋』(村瀬佐太美著/山海堂/1999)ISBN:4-381-01229-1
・『日本百名橋』(松村博著/鹿島出版会/1998)ISBN:4-306-09355-7
『日本百名橋』の記載を参考に、自館資料検索にて「マイタウン・マイリバー」のキーワードから以下の資料に辿り着きました。
その後、それらの資料と共に北九州市のHPの『鉄の橋「紫川橋」』のページを利用者に紹介しました。
・『紫川マイタウン・マイリバー物語』(北九州市建設局紫川周辺開発室著/北九州市建設局/1996)
- 事前調査事項
- NDC
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- 橋梁工学 (515 9版)
- 参考資料
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- 『紫川マイタウン・マイリバー物語』(北九州市建設局紫川周辺開発室著/北九州市建設局/1996)
- 『日本百名橋』(松村博著/鹿島出版会/1998) , ISBN 4-306-09355-7
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記録 第11冊〜15冊 小倉郷土会/〔編〕
小倉郷土会 1965-1970 分類:219.1 『記録第14冊』 70p~77p「紫川と橋の研究」竹下清著 それぞれの橋について記載有(2020.8追加) (0014487565)
- キーワード
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- 鉄の橋
- 陸軍橋
- 紫川橋
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000151939