レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年07月01日
- 登録日時
- 2012/11/23 12:30
- 更新日時
- 2017/08/04 13:46
- 管理番号
- 相大-H24-040
- 質問
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解決
昔、東林間あたりを「柴胡ノ原(サイコノハラ)」といったらしい。
「相模原市民の歌」の歌詞にも「柴胡の原の昔より」とある。
柴胡がどんなものか知りたい。
- 回答
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「柴胡」とは、セリ科の植物ミシマサイコ・ハクサンサイコ等の類の漢名。本州から九州に分布し、日当たりのよい草地にはえる多年草であることが分かった。
以下の資料を提供した。
『原色日本植物図鑑 草本編 2』
『原色牧野植物大図鑑』
『日本の薬草 ポケット判』
- 回答プロセス
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1.「柴胡」が何か国語辞典で調べる。
①『日本国語大辞典 第5巻 第2版 けんえ-さこい』 日本国語大辞典第二版編集委員会/編 小学館 2001 【s17767724 R813.1】
p1274 「柴胡」の項あり。
「セリ科の植物ミシマサイコ・ハクサンサイコ等の類の漢名。特にミシマサイコの根を乾燥したものを慢性の体熱を取る解熱剤とし、漢方医学では呼吸器病などに使用される。」とあり。
2.①の情報より、植物図鑑類、漢方関連の棚を探す。
②『原色日本植物図鑑 草本編 2』北村四郎/著 村田源/著 保育社 1992 【s05738273 R470.3】
p8-9 「ミシマサイコ」「ハクサンサイコ」の項あり。(カラーイラストあり)
③『原色牧野植物大図鑑』 牧野富太郎/著 北隆館 1986 【s25302761 R470】
p379 「ミシマサイコ」 p380「ハクサンサイコ」の項あり。(カラーイラストあり)
④『日本の薬草 ポケット判』 伊澤一男/著 主婦の友社 2003 【s21265715 499.87】
p353 「ミシマサイコ」あり。(カラー写真あり)
⑤『薬草の散歩道薬になる野の花・庭の花100種』 指田豊/著 日本放送出版協会 2001 【s21018692 499.87】
p90-91 「ミシマサイコ」の項あり。(白黒イラストあり)
上記の資料より、「柴胡」とは、セリ科の植物ミシマサイコ・ハクサンサイコ等の類の漢名。本州から九州に分布し、日当たりのよい草地にはえる多年草であることが分かった。
注:【 】内は自館の資料コードと請求記号
- 事前調査事項
- NDC
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- 薬学 (499 9版)
- 植物学 (470 9版)
- 参考資料
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- 『日本国語大辞典 第5巻 第2版 けんえ-さこい』 日本国語大辞典第二版編集委員会/編 小学館 2001
- 『原色日本植物図鑑 草本編 2』北村四郎/著 村田源/著 保育社 1992
- 『原色牧野植物大図鑑』 牧野富太郎/著 北隆館 1986
- 『日本の薬草 ポケット判』 伊澤一男/著 主婦の友社 2003
- 『薬草の散歩道薬になる野の花・庭の花100種』 指田豊/著 日本放送出版協会 2001
- キーワード
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- 紫胡
- さいこ
- 相模原
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000114657