レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/08/21
- 登録日時
- 2022/11/27 00:30
- 更新日時
- 2022/11/27 09:37
- 管理番号
- 所沢所分-2022-008
- 質問
-
解決
硬貨を使った実験で、小学生に表面張力について説明したい。実験の記載がある資料はあるか。
- 回答
-
以下の資料に記載があります。
〇『でんじろう先生のわくわく!自由研究』 米村でんじろう/監修 主婦と生活社 2010年
〇『みんなで実験楽しく科学あそび 8 』 偕成社 2006年
- 回答プロセス
-
1.所蔵資料の内容確認
〇『でんじろう先生のわくわく!自由研究』 米村でんじろう/監修 主婦と生活社 2010年
p.12~15に「自由研究③ 表面張力を調べよう」の項目あり。
「研究1 コップの水面は、どこまでもり上がる?」において、水面ギリギリに水を入れたコップに、コインやビー玉を一つずつ入れていき、水がこぼれたか・こぼれなかったか、こぼれるまでにいくつ入れられたかを記録。水面の様子を真横から見て、水の盛り上がり方を記録する実験を掲載。
「研究2 水以外の液体とくらべてみよう」において、水以外の液体でも表面張力が働くか観察する実験を掲載。
「でんじろう先生 研究のポイント」に表面張力について次の記載あり。「水などの液体は、ものに触れている面積をできるだけ小さくしてまるくなろうとする性質があります。これを表面張力といいます。コップにこぼれそうになるまで水を入れていくと、水面がもり上がるのも表面張力が働いているためです。(後略)」との記載あり。
〇『みんなで実験楽しく科学あそび 8 』 偕成社 2006年
p.12~24に水を張った洗面器に1円玉を浮かべる実験を掲載。また、1円玉の上に発泡スチロールとつまようじで作ったタワーを浮かべ、そこに、洗剤などを入れるとどうなるか調べる実験の掲載あり。
「ちょっとむずかしいことがおもしろい」に表面張力について次の記載あり。「水がものを浮かす力は、大きくいって2つあります。1つはアルキメデスの原理で有名な浮力です。(中略)もう1つは表面張力で、こちらは、水の表面にあるものに働く力です。(後略)」との記載あり。
△『コインの実験』 高梨賢英/著 さ・え・ら書房 1995年
p.47~48に「14.1円玉うかし」の項目あり。
カレー皿に水を入れ、1円玉を何枚浮かべられるか、また水面に洗剤をつけたようじをつけるとどうなるか調べる実験を掲載しているが、表面張力についての説明はなし。
2.内容を確認したが、硬貨を使った表面張力の実験ではなかった資料
×『はじめてのおもしろ理科実験&工作』 福井広和/著 主婦の友社 2005年
×『すごい!うちでもこんな実験ができるんだ!!』 米村でんじろう/監修 主婦と生活社 2006年
×『100円グッズで不思議!面白い!』 工作・実験工房/著 理論社 2014年
- 事前調査事項
- NDC
-
- 論文集.評論集.講演集 (404 9版)
- 研究法.指導法.科学教育 (407 9版)
- 参考資料
-
- でんじろう先生のわくわく!自由研究 米村でんじろう/監修 主婦と生活社 2010.7 407 978-4-391-13886-3
- みんなで実験楽しく科学あそび 8 偕成社 2006.3 407 4-03-339280-7
- キーワード
-
- 表面張力
- 実験
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 小学生
- 登録番号
- 1000324692