郷土資料と民俗事典から記述が確認できました
・『栃木県民俗事典』(尾島利雄/著,下野民俗研究会/編 下野新聞社 1990)
p.135-136 「コトヨウカ(こと八日)」の項があります。「二月八日と十二月八日に行われる年中行事のこと。」とあり、各地での呼称や謂れが載っています
・『栃木県大百科事典』(栃木県大百科事典刊行会/編 栃木県大百科事典刊行会 1980)
p.287 「ことようか」→「だいまなこ」
p.436 「だいまなこ」の項に「2月及び12月の8日に各家庭で行われる行事。コトビとかコトヨウカとも言い,2月をコトハジメ,ダイマナコ,12月をコトオサメ,ショウマナコなどと呼ぶ地方もある。」とあり、行動や俗説が載っています
・『栃木県の年中行事』(尾島利雄/共編,山中清次/共編 第一法規出版 1979)
p.54-56 「事はじめ」の項に「二月八日は十二月八日とともにコトヨウカ(事八日)・ダイマナコ・コトハジメ(事はじめ)と呼ばれている。」とあります
p.148-150 「シワスヨウカ(師走八日)」の項があります。由来話のほか、「民俗メモ」(p.150)の中に、シワスヨウカの名称として「コトヨウカ(全県)。」とあります
その他の調査資料
・『栃木県民俗探訪の旅』第2版(尾島利雄/監修 栃木新聞社 1991)【館内】
・『生きている民俗探訪 栃木』(尾島利雄/著 第一法規出版 1975)
・『関東の民間信仰』(日向野徳久/〔ほか〕著 明玄書房 1973)
・『祭礼行事 都道府県別 栃木県』(高橋秀雄/編,尾島利雄/編 おうふう 1995)