レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/7/7
- 登録日時
- 2016/07/29 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:38
- 管理番号
- M16070513580187
- 質問
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昔の学校ではなぜ先生たちが宿直をしていたのか。
- 回答
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『学校ことはじめ事典』p51に記載があり、「1950年代までは教員の宿日直制は常識となっていた。この教員宿日直制は、御真影と勅語謄本の保管警備に発端していた。明治後半以後の学校規模の拡大にともなって、授業時間外の学校警備が問題として意識されるようになった。御真影、または複写御真影の下付にあたっては「奉安所」の設置とともに「奉衛規則」の整備が必須条件とされた。その「奉衛規則」には非常の際の警護・「奉遷」手順などとともに、それに直接あたる教員の宿日直制が必ず規定された。」とある。また『学校の歴史 第2巻 小学校の歴史』のp132では大正・昭和初期の学校管理事項の中の一つに「御真影および勅語謄本の奉置と守護、それにかかわる宿直」と記載がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 教育史.事情 (372 9版)
- 参考資料
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佐藤 秀夫『学校ことはじめ事典』 小学館,1987,191p. 参照はp.51.
仲新ほか編『学校の歴史 第2巻 小学校の歴史』 第一法規,1979,430p. 参照はp.132.
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佐藤 秀夫『学校ことはじめ事典』 小学館,1987,191p. 参照はp.51.
- キーワード
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- 学校
- 宿直
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2016070513524180187
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000195366