レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年06月01日
- 登録日時
- 2017/10/11 10:39
- 更新日時
- 2017/10/11 10:39
- 管理番号
- 市川20170601-05
- 質問
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解決
ウェブサイトの記事 二本松利忠.忘恩行為を理由とする贈与の撤回・解除-民法(債権法)改正拾遺.Oike Library.2016, No.44,p.19-21(http://www.oike-law.gr.jp/wp-content/uploads/OL44-09_nihonmatsu.pdf 2017.9.27確認)に裁判例として記載されている「動機の錯誤があったとして贈与を無効とした事例」(福岡地裁判決昭和46年1月29日)の判例と、他に関連する資料はないか。
- 回答
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判例の検索は法情報総合データベース「D1-Law」を案内した。
出典として紹介されていた「判例時報」643号昭和46年11月1日号p.79-81を確認。
判例の解説に参考文献の紹介があり、『民法総則 新訂(民法講義1)』(岩波書店 1983)p.297に「表示された動機の錯誤」、p.300に「要素の錯誤の態様」についての見解が記載されていた。
また、このウェブサイトで忘恩行為と贈与の撤回等に関する学説として紹介されている資料を自館で探し、加藤永一.履行済みの贈与が撤回される場合があるか.民法の争点2 ジュリスト増刊.1985,p.106-107の掲載と、『民法講義4-1』(有斐閣 2005)p.356-358に「受贈者に忘恩行為がある場合に、贈与者は贈与契約を履行した後でも撤回できるかどうか」について解説があることを確認した。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 民法.民事法 (324)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000222926