レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/04/09
- 登録日時
- 2015/03/13 00:30
- 更新日時
- 2015/03/13 13:58
- 管理番号
- 所沢柳瀬-2014-010
- 質問
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解決
2012年に原書が出版されると言われている『成長の限界』の続編、もしくは関連本を読みたい。
- 回答
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『成長の限界』の続編ではないが、2012年にアメリカで出版され、『成長の限界』プロジェクトに当初からかかわっているヨルゲン・ランダース著の以下の資料を紹介しました。
〇『2052』 ヨルゲン・ランダース/著 野中香方子/訳 日経BP社 2013年
- 回答プロセス
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1.インターネット検索
〇「ローマ・クラブ『成長の限界』から40年」 小島明のGrobal Watch 日本経済研究センター(JCER) 2012年12月19日
「現在も変わらぬ基本的な問題認識は、人類による地球、自然への負荷は、経済活動のあり方を変えないかぎり地球が吸収できる限界を超えてしまうことである。『成長の限界』報告の翌年、1972年に石油危機が発生したことから、ローマ・クラブへの世界的な注目が一気に高まった。1992年に改訂版『限界を超えて』、2004年にシリーズ第3作目で30年後の改訂版『成長の限界:30年後』を刊行し、40年目の2012年に『2052:A Grobal Forecast for the Next Forty Years』が発表された」と記載あり。
△NDLサーチ
×「『成長の限界』から『2052』まで」 ヨルゲン・ランダース/著 『月刊Will』 2013年10月号 p237-243
ヨルゲン・ランダース氏のインタビュー記事。続編・関連本についての記述なし。
2.関係機関に問い合わせ
日経BP社に問い合わせたところ、以下のような回答をいただいた。
→『限界を超えて』、『成長の限界 人類の選択』は『成長の限界』の続編であるが、2012年に刊行された『2052』は『成長の限界』の続編ではなく、全く新しい予測に基づいて書かれた本。1作目の『成長の限界』から著者としてプロジェクトに携わっているヨルゲン・ランダース教授が書いた4作目の本。
3.所蔵資料の内容確認
〇『2052』 ヨルゲン・ランダース/著 野中香方子/訳 日経BP社 2013年
原本は2012年にアメリカで刊行されたという記述あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 環境工学.公害 (519 9版)
- 論文集.評論集.講演集 (304 9版)
- 参考資料
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- 2052 ヨルゲン・ランダース/著 日経BP社 2013.1 304 978-4-8222-4941-0
- ローマ・クラブ『成長の限界』から40年 http://www.jcer.or.jp/column/kojima/index431.html 2015/3/12 (小島明のGrobal Watch 2012年12月19日)
- キーワード
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- ドネラ・H. メドウズ
- デニス・L. メドウズ
- ヨルゲン・ランダース
- 成長の限界
- 2012年
- 2052
- 照会先
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- 日経BP社
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000168925