レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年01月06日
- 登録日時
- 2018/04/10 09:03
- 更新日時
- 2019/04/16 17:12
- 管理番号
- 00001107014
- 質問
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解決
萩藩(長州藩)の支藩、徳山藩の家臣について、名簿にあたる資料はあるか。
- 回答
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徳山藩の家臣の名簿にあたるものとして、分限帳がある。
下記資料1に「藩士分限一覧」の項があり、徳山藩の分限帳5点から姓名と石高を抜き出し石高順に記載した表が載っている。収録元の分限帳は、以下のとおり。(所蔵先は資料1のとおり。現在は変更の可能性あり。)
「御当家古分限帳」(徳山市立図書館所蔵、寛永4年(1627年)頃)
「御家来分限帳」(徳山毛利文庫所蔵、宝永4年(1707年))
「御家来分限帳」(徳山市立図書館所蔵、文化9年(1812年))
「御家来分限帳」(徳山毛利文庫所蔵、万延元年(1860年))
「御家来分限帳」及び「大令録」(徳山毛利文庫所蔵、明治2年12月(1869年))
資料2に「御家来分限帳」(異本天保三壬辰三月改、天保3年は1832年)が収録されている。資料3は資料2を復刻したもの。
なお、徳山毛利家文庫の分限帳の原本については、現在、山口県文書館に多く収蔵されており、公開分については資料3の「家来分限帳」の項で整理されている。また、同館所蔵の奈古屋家文書にも、徳山毛利家の分限帳が収録されている。これについては、同館のウェブサイトの簡易検索から、文書群を「奈古屋家文書」、検索語を「分限帳」として検索すると、11件ヒットする。(最終確認:2018年4月11日)
また、以下のページで、明治元~13年の史料に基づき、徳山藩士(元下級武士や陪臣を含む)の名前を検索することができる。
山口県の近世/近代史:徳山藩士データベース(作成者:佐伯隆、最終確認:2019年4月16日)
- 回答プロセス
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自館レファレンスデータベースにて「分限帳」「徳山藩」等で検索した結果に基づき調査。
- 事前調査事項
- NDC
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- 中国地方 (217 9版)
- 参考資料
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1.徳山市史編纂委員会 編. 徳山市史史料 中. 徳山市, 1966.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001079068-00 (p52-58) -
2.徳山市 , 徳山市. 徳山市史資料. 徳山市役所, 1944.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I060367569-00 (
p95-113) -
3.徳山藩御家頼分限帳. マツノ書店, 1974.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I060686702-00 (p43-44) -
4.山口県文書館/[編] , 山口県文書館. 山口県文書館収蔵文書仮目録 11. 山口県文書館, 1993.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I000227137-00
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1.徳山市史編纂委員会 編. 徳山市史史料 中. 徳山市, 1966.
- キーワード
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- 徳山藩−名簿
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 2019年4月16日修正:山口県の近世/近代史のURL修正
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000234508