レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 平成28年9月13日
- 登録日時
- 2017/03/29 00:30
- 更新日時
- 2018/09/15 09:40
- 管理番号
- 県立長野-16-176
- 質問
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未解決
諏訪大社の付近にいたという「小林太郎太夫」という武士の出身士族である小林氏に関わる資料はあるか。
- 回答
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不明。
- 回答プロセス
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1. 諏訪地域周辺の小林氏ということから、『長野県姓氏歴史人物大辞典』(依頼館調査済)『長野県歴史人物大事典』神津良子編 郷土出版社 1989 【N283/13】,『長野県史』近世資料編 第3巻 長野県編 長野県史刊行会 1975 【N209/11/3】を確認する。小林氏は県内に何系統もあるが、諏訪を拠点とする小林氏を取り上げてはいない。また、個々の人物からは「小林太郎」とのかかわりを辿ることはできない。
2. 依頼内容から15世紀には当該小林一族は長野県を出ていた可能性もあることから、中世を中心に探すことにする。『信濃武士』宮下玄覇 宮帯出版社 2012 【N209.4/134】,『吾妻鏡人名索引』御家人制研究会編 吉川弘文館 1980 【210.42/ゴケ】,『信濃中世史考』湯本軍一著・刊 2011 【N209.4/136】など見るが、確認できない。
3. 諏訪地域ということで、『諏訪氏系図修補』正・続 延川和彦著 飯田好太郎刊 1921【N288/23/1,2】,『諏訪史料 名家系譜』飯田好太郎著 歴史図書 1977 【N288/82】,『諏訪市史 上巻 』諏訪市史編纂委員会 諏訪市 1995 【N241/69】,『諏訪』諏訪教育委員会編・刊 1943 【N241/3】など見ていく。『復刻 諏訪史料叢書』第5巻 諏訪教育会 中央企画 1984 【N241/7a/5】で「諏訪家譜」を見るが、やはり手がかりはない。
4. 「大夫」という役職から探そうとしたが5位の役職のため、『公卿補任』黒板勝美編集 吉川弘文館 (国史大系53巻-57巻)【210.08/コク/53~57】(従三位下まで)には収録されていなかった。
5. 『尊卑分脈』黒板勝美編集 吉川弘文館 (国史大系58巻-60巻下)【210.08/コク/58~60-2】,『寛政重修諸家譜』群書類従完成会 1980 【288.2/タミ】などの系図類を見ようとしたが、「太郎」という名前では引くことができなかった。
<その他調査した資料>
・『信濃史料』信濃史料刊行会編・刊 【N208/28a】
・『新編 姓氏家系辞書』太田亮編 秋田書店 1976 【288/93】
- 事前調査事項
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『長野県姓氏歴史人物大辞典』(依頼館調査済)
- NDC
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- 系譜.家史.皇室 (288 8版)
- 中部地方 (215 8版)
- 参考資料
- キーワード
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- 小林太郎
- 先祖
- 小林氏
- 諏訪(長野県)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000213345