レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年02月01日
- 登録日時
- 2019/06/22 11:35
- 更新日時
- 2019/06/22 11:35
- 管理番号
- 市川20190201-04
- 質問
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解決
徳川幕府は、島原の乱以前に何十人ものキリスト教徒を長崎で火刑にしている。この事件について読みやすく書かれた資料を探している。
- 回答
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『日本キリシタン迫害史』(津山千恵/著 三一書房 1995)p.19に家康死後の数年間の主な殉教として「1622年、長崎での多数の宣教師を含む55人の火あぶり(後略)・・・」という記述を発見。
また『概説キリシタン史』(浅見雅一/著 慶應義塾大学出版会 2016)p.174「長崎の大殉教」の項、『キリシタン迫害と殉教の記録 上巻』(茂野幽考/共著 フリープレス 2010)p.150「西坂殉教地」の項などの記述から、質問の事件は、元和の大殉教と呼ばれている事件であることが判明。
調査で使用した資料よりも読みやすい形式の資料を希望とのことで、長崎の旅行案内を確認したところ、『長崎と天草の教会を旅して』(繁延あづさ/著 マイナビ出版 2017)p.21、『キリシタン街道』(堀江克彦/写真、松倉康之/文 PHP研究所 1986)p.91にキリシタン弾圧として元和の大殉教についての記述を発見し提供した。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 各教派.教会史 (198 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000257710