レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/2/16
- 登録日時
- 2006/12/08 02:11
- 更新日時
- 2024/03/30 00:30
- 管理番号
- M06051217052428
- 質問
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地場大師八十八ヵ所について知りたい。
- 回答
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霊場で検索した『備中の霊場めぐり』では福田の地場大師巡りともいう。福田という地名は現存していないが、地名の変遷がわかる『岡山県市町村合併誌 総編』から地場大師のある妹尾崎、山田が旧福田村に所属していたことがわかる。開設に関わる伝承は『地場大師八十八ヵ所調査報告書』によれば特には残っていないとされ、諸資料から開設の時期は1780年代の天明年間と1790年代の寛政年間の二説が想定されている。行程は四国八十八ヵ所の百分の一といわれ、三里六丁、約13㎞ほどで1日あればまわることができる。お堂や石仏は地元民により現在に至るまで大事に祀られており、札所も100をこえる。巡礼も大内田の千手寺では年3回、地元民を中心に主催している。近年、岡山県の流通センターの造成により、一部変更が行われている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 仏教 (180 9版)
- 参考資料
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岡山市大内田周辺民俗文化財調査委員会編『地場大師八十八ヵ所調査報告書』岡山市大内田周辺民俗文化財調査委員会,1981,186p.
笠石隆秀編『わたくしたちの福田村』1983,389p.
川端定三郎『備中の霊場めぐり 岡山文庫』日本文教出版,1993,172p.
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岡山市大内田周辺民俗文化財調査委員会編『地場大師八十八ヵ所調査報告書』岡山市大内田周辺民俗文化財調査委員会,1981,186p.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2006051217003152428
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000032218