レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20210217
- 登録日時
- 2021/11/15 00:30
- 更新日時
- 2022/03/01 08:59
- 管理番号
- 福参-1175
- 質問
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解決
奈良県 聖林寺にある十一面観音像について知りたい。
- 回答
-
◆参考資料1『国史大辞典7』p653
しょうりんじ 聖林寺 奈良県桜井市大字下にある真言宗の単独寺院。(中略)十一面観音像(じゅういちめんかんのんぞう)木心乾漆造り、漆箔の像で、像高二〇九・一センチ。もと大神(おおみわ)神社の神宮寺であった大御輪寺にまつられていたが、明治の廃仏毀釈に際し、本寺に迎えられた。一材から掘り出した心木に乾漆(木屎漆(こくそうるし))を厚く盛って塑形したもの。頭体の比例が整い、肉づけや衣文の起伏に自然味があって、しかも荘重な気分に富んでいる。(中略)国宝。
の記述あり。
◆参考資料2『佛教芸術 ARS BUDDHICA』1974年11月 99号 p37-53
「聖林寺十一面観音立像光背残欠の復原」池田久美子
◆参考資料3『佛教芸術 ARS BUDDHICA』 1997年5月 232号 p29-55
「旧大御輪寺本堂と安置仏像の変遷考--聖林寺十一面観音像の旧所在」鈴木 喜博
◆参考資料4『佛教芸術 ARS BUDDHICA』 2006年9月 288号 p65-82
「八世紀制作の立像光背に関する一考察--聖林寺十一面観音立像の光背残欠を中心に」 小林 裕子
◆参考資料5『芸術新潮』 1961年3月号 12巻3号 p78-81
「大和聖林寺--威神の背」 岡部 伊都子
◆参考資料6『芸術新潮』 1974年1月号 25巻1号 p64-71
「十一面観音巡礼-1-聖林寺から観音寺へ」 白洲 正子
◆参考資料7『世界』 1993年12月 p288-292
「美術館には脳がある-8-聖林寺・十一面観音立像-衣紋の美 -」布施 英利
◆参考資料8『仏像のみかた 技法と表現』 倉田 文作/著 第一法規 1966
p106「作品の1 聖林寺の十一面観音立像」
p296「作品の1 聖林寺の十一面観音像の台座」
◆参考資料9『古寺巡礼 改版』和辻 哲郎/著 岩波書店 1982.5
p55-57「聖林寺十一面觀音」
◇参考URL1
国立国会図書館デジタルコレクション 14コマ
『史迹と美術』21巻2号 1951年3月
「聖林寺十一面觀音と大御輪寺」 田村吉永
(https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6067093/14 最終確認2021.6.1)
聖林寺十一面観音像が如何にして聖林寺に属するに到ったかについての記述あり。
- 回答プロセス
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自館検索
●辞典類を調べる
◆参考資料1『国史大辞典 7』p653
に掲載あり。
参考文献の記載あり
◆参考文献2
◇参考URL1を確認
●インターネットで文献を調べる
CiNii Articlesでキーワード「聖林寺」で検索
◆参考資料3-6を確認
◆参考資料2に参考資料7についての記載あり
◆参考資料5に参考資料8についての記載あり
- 事前調査事項
- NDC
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- 各宗 (188 10版)
- 参考資料
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- 1 国史大辞典 7 国史大辞典編集委員会/編 吉川弘文館 1986.11 210/03R/70-7 p653
- 2 佛教芸術 ARS BUDDHICA 昭和49年11月 99号 [毎日新聞社] M/L/33 p37-53
- 3 佛教芸術 ARS BUDDHICA 1997年5月 232号 [毎日新聞社] M/L/33 p29-55
- 4 佛教芸術 ARS BUDDHICA 2006年9月 288号 [毎日新聞社] M/L/33 p65-82
- 5 芸術新潮 1961年3月号 12巻3号 新潮社 M/L/1 p78-81
- 6 芸術新潮 1974年1月号 25巻1号 新潮社 M/L/1 p64-71
- 7 世界 1993年12月 岩波書店 M/G/15 p288-292
- 8 仏像のみかた 倉田 文作/著 第一法規 1966 718//10 p106・p296
- 9 古寺巡礼 和辻 哲郎/著 岩波書店 1982.5 702/098/S1D p55-57
- 1 『史迹と美術』21巻2号 通巻210号 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6067093 国立国会図書館デジタルコレクション(最終確認2021.6.15)
- キーワード
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- 聖林寺 十一面観音像 奈良 国宝
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000307626