出典は『An Essay on Criticism』のpart3である。調査した資料では「should」ではなく「must」となっている。
ポープの著作は所蔵しているが、作品を特定できる索引や目次の付いた資料はなかった。
1 [Wikiquote]の調査
名言や引用を検索できるサイトにWikipediaのquotation版である[Wikiquote]がある。
「article」を選択し、<Alexander Pope>の語で検索。Popeの名言が作品ごとに収録されている。
([ウィキペディア(Wikipedia)]から入った場合はEnglish版を選択して検索する)
<taught>で検索すると「Men must be taugh…」が出てくる。この出典は、『An Essay on Criticism』のpart3であることがわかった。
リンク先の「Wikisource」へ接続するとフルテキストがあり、<taught>の語で検索をかけると質問の句がヒットする。
http://en.wikisource.org/wiki/An_Essay_on_Criticism(最終検索日:2021.3.23)
2 [Project Gutenberg]の調査
著作権が切れた古典のフリー電子資料である[Project Gutenberg]には『An Essay on Criticism』のフルテキストが載っており、総行数が明示されている。これによれば、この句は574行目であることがわかる。
https://www.gutenberg.org/ebooks/7409 (最終検索日:2021.3.23)
3 図書資料の調査
出典は『An Essay on Criticism』であることがわかったので、所蔵するPopeの著作を調査した。
資料1:この資料には行数が示されているので、p.306の該当箇所がわかる。「must」と「should」の違いについての注記はない。
調査した電子資料、図書資料ともに「Men must be taught as if you taught them not」となっている。