レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/10/09
- 登録日時
- 2020/12/12 00:30
- 更新日時
- 2020/12/12 00:30
- 管理番号
- 6001046736
- 質問
-
解決
昭和41年頃に開催されたと聞く「トルストイ展」についての新聞記事を読みたい。詳しい会期なども知りたい。
- 回答
-
当館所蔵の『トルストイ展』(朝日新聞東京本社 東京 1966)によると、「トルストイ展」は、東京と大阪の2か所の会場で開催されました。会期・会場は以下になります。
東京会場:日本近代文学館・東京都立近代文学博物館で1966年11月11日から12月18日
大阪会場:大阪市立美術館・1967年1月4日から1月29日
新聞記事データベースを調査したところ、以下の新聞に掲載が確認されました。
東京会場について
『聞蔵』(「朝日新聞」データベース)
1965年6月22日から1966年12月19日にかけて、20件の掲載があります。
そのうち、
・1966年11月10日 東京夕刊 10頁 「東京 文豪の生涯しのんで トルストイ展の開会式_トルストイ展」では開会式の様子を、
・1966年11月15日 東京夕刊 9頁 では特に、「『復活』の珍しい読者 広瀬中佐・伊藤博文など_トルストイ展」、「旧宅への4回の旅 ゆかりのベンチで思いはるか_トルストイ展」など、全面を使って展示についての特集が組まれています。
『毎索』(「毎日新聞」データベース)1件
1966年12月7日 東京夕刊 3頁「厳粛な感動味わう トルストイ展を見て 原卓也」
『ヨミダス歴史館』(「読売新聞」データベース)1件
1966年11月15日 東京夕刊 文学72頁「 [手帳]文豪ゆかりの資料 近代文学館でトルストイ展 」
大阪会場について
『聞蔵』(「朝日新聞」データベース)
・1967年1月4日大阪朝刊14頁「トルストイ展記念」
4日から大阪市立美術館で幕を開けるという案内と、同展を記念して開かれる講演会と映画の紹介記事の掲載があります。
・1967年1月4日大阪夕刊6頁「トルストイ展も幕開く」
「日本近代美術館、大阪市、朝日新聞社など主催の「トルストイ展」は、4日から大阪・天王寺公園内の市立美術館で公開された。午前九時前から寒風の中で開館を待つ熱心な“トルストイ信者”もあり、名作の肉筆原稿の前などで感慨にふける姿も見られた。」などの記述があります。
・1967年1月30日大阪朝刊10頁「ともに全日程終わる「国際宇宙開発展」「トルストイ展」」
「29日閉幕。大阪の入場者数は三万一千七十三人で、東京会場と合わせて約七万人に達した」等の記述があります。
[事例作成日:2020年10月9日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- ジャーナリズム.新聞 (070 10版)
- 参考資料
-
- トルストイ展 朝日新聞東京本社 1966
- キーワード
-
- トルストイ展(トルストイテン)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000290602