レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年9月26日
- 登録日時
- 2021/01/05 14:36
- 更新日時
- 2021/02/15 15:54
- 管理番号
- 中央-1-0021441
- 質問
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解決
日本の出版物のサイズには本の内容(種類)により、文庫、新書、単行本、A5版、B5版、A4版、B4版、AB版、三五版、ブランケット版等があるが、海外の出版物のサイズかわかる本、または情報があれば教えてほしい。
- 回答
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以下の本と、インターネットから閲覧できる以下の論文を紹介した。
(1)『図書館情報学基礎資料 第3版』今まど子/編著 小山憲司/編著 樹村房 2020年
(2)『洋書の話 第2版』高野彰/著 朗文堂 2014年
(3)『ALA図書館情報学辞典』Heartsill Young/[編] 丸山昭二郎/[ほか]監訳 丸善 1988年
「紙類の規格制定の発端とその経緯(1)」米谷 稔
(「紙パ技協誌」1978年 32 巻 9 号 495-503 紙パルプ技術協会)
- 回答プロセス
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(1)『図書館情報学基礎資料 第3版』今まど子/編著 小山憲司/編著 樹村房 2020年
図書館情報学を学ぶ人に向け、関係法令、基本用語解説などを収録した本である。
p134「洋書の大きさと名称」の項目に、「アメリカで標準とされている大きさ」と「イギリスの用紙の種類と大きさ」が表形式で紹介されており、名称(例)や用紙名(例)、高さや全紙の大きさなどが記載されている。
(2)『洋書の話 第2版』高野彰/著 朗文堂 2014年
16~18世紀の本の特徴について書かれた本。
「2章 本の隠れた特徴」に、判型・折り畳み方や割り付け方・判型の見分け方などの解説があり、p23に「判型一覧」、p30に「刷り紙の大きさ」の表がある。
(3)『ALA図書館情報学辞典』Heartsill Young/[編] 丸山昭二郎/[ほか]監訳 丸善 1988年
ALA(アメリカ図書館協会)の編集による、図書館やその他の情報提供機関で使われる用語の事典。
p187~188「判型」の項目に、判型名と大きさなどが記載されている。
「紙類の規格制定の発端とその経緯(1)」米谷 稔
(「紙パ技協誌」1978年 32 巻 9 号 495-503 紙パルプ技術協会)
p497~498に、英国、米国、ドイツの判型についての記述がある。
この記事は、「J-STAGE」(国立研究開発法人科学技術振興機構が運営する電子ジャーナルプラットフォーム)から閲覧することができる。
(最終確認日:2021年2月15日)
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja/
検索窓に論文名を入れて検索し、「PDF形式でダウンロード」を選択することで閲覧できる。
- 事前調査事項
- NDC
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- 図書館.図書館情報学 (010 10版)
- 図書.書誌学 (020 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- 海外
- 出版物
- 本
- サイズ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000291975