レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/6/30
- 登録日時
- 2010/06/30 12:03
- 更新日時
- 2010/06/30 14:16
- 管理番号
- POLA-2010-007
- 質問
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解決
昭和6~13年頃の化粧品、化粧法について。映画のリメイクにあたり、参考資料探しをしている。
舞台は信州の温泉場だが、東京の女性が出てくる。その女性が身につける当時の最新モードなどについて知りたい。
当時の映画、写真は白黒で色がわからず、中原淳一のスタイルブック、『それいゆ』『ひまわり』などで時代考証を進めているとのこと。 また、小道具として当時の一般的な化粧品を復元したい。
- 回答
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文献資料については参考資料欄を参照
化粧品
当時の広告など化粧品図版、閲覧可能な化粧品の出納。
当時のメジャーブランド、平尾賛平商店(レート)、中山太陽堂(クラブ)を中心にクリーム、白粉など。
大正時代から使われ始めている肌色白粉(「肌色」の表示があるもの)。
顔色をよくする紅化粧(ほほ紅)など、色への意識が徐々に出てくるので、頬紅なども時代の雰囲気を伝
える化粧品。
化粧法
婦人雑誌などから化粧法や化粧をした顔を掲載した記事をを紹介。
- 回答プロセス
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中原淳一のスタイルブック、『それいゆ』『ひまわり』などで時代考証を進めているとのこと。
- 事前調査事項
- NDC
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- 衣食住の習俗 (383 9版)
- 理容.美容 (595 9版)
- 参考資料
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- 末續堯著『日本のアール・デコ』東京 : 里文出版 , 1999(平成11)年12月 (化粧品パッケージの参考資料)
- 中野淳美, 竹見智恵子執筆『クラブコスメチックス80年史 : 創業中山太陽堂』大阪:クラブコスメチックス、昭和58(1983)年 (化粧品パッケージの参考資料)
- 『商品をして、すべてを語らしめよ。 : 資生堂化粧品史1897-1997(オイデルミンから新オイデルミンまで)』東京:資生堂企業文化部 ; 求龍堂(発売)、平成10(1999)年 (化粧品パッケージの参考資料)
- 『週刊朝日』昭和9(1934)年4月15日号(ミス・ニッポン最終予選) (化粧法、化粧の様子)
- 富田栄子「顔色・お化粧料・お召物」『婦人画報』昭和9(1934)年5月号 (化粧法、化粧の様子, 口絵*2パターンのメーク例(顔のアップ)を掲載)
- オリベ編集部編『日本のレトロ・スタイルブック : 1920~1970』東京:織部企画、昭和62(1987)年 (化粧法、化粧の様子)
- キーワード
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- 化粧 - 日本 - 昭和(戦前)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000068627