以下のような資料があります。
①経済センサス-活動調査・商業統計
経済産業省が作成している統計。経済産業省のウェブサイトから取得できる。
TOP> 統計> 商業統計> 調査の結果
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syougyo/result-2.html 【最終アクセス2019/3/12】
書店の事業所数は、基本的に「事業所に関する集計>産業別集計>卸売業・小売業>産業編(都道府県表)」の第2表に載っているが、産業分類である“書籍・雑誌小売業”のコードが平成19年までは6041、平成24年経済センサス以降は6061になっているので、注意が必要。
経済センサスの詳細については、総務省統計局の「経済センサス総合ガイド」で紹介されている。
https://www.stat.go.jp/data/e-census/guide/index.html 【最終アクセス2019/3/12】
*この統計のメリット
・国内のすべての事業所が対象であるため、実態に近い数字が出ている。
*この統計のデメリット
・自分で都道府県ごとの数字を拾う必要がある。
・毎年の調査ではない。→「経済センサス-活動調査」は5年に一度、「商業統計」は経済センサスの2年後に実施される。
②出版年鑑
毎年の【資料・名簿編(第1巻)】に「都道府県別出版社並びに小売店数」という統計が掲載されています。
*この統計のメリット
・都道府県ごとにきれいにまとめられている。
・毎年の調査である。
*この統計のデメリット
・”小売店数は日本書店商業組合連合会調査による”とあるため、この組合に加入していない店舗が加算されていない可能性がある。①の統計と比較しても、店舗数がかなり少ない。
以上を踏まえ、ご自身の研究に必要なデータをご利用ください。