レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009年05月27日
- 登録日時
- 2009/05/27 17:05
- 更新日時
- 2017/03/16 10:25
- 管理番号
- 吹-70-2016-010
- 質問
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解決
『榎阪郷(えさかごう)昔をたずねて』([豊二小PTA広報部] [1979])14pに出てくる「御牧」という言葉に「おまき」と振り仮名がふってある。この読み方で正しいのか。
- 回答
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「みまき」のヨミしか見つからず、質問者には回答不能と返答した。
後日の調査で、「みまき」の振り仮名があるのを確認。
正しくは「みまき」と読む。
- 回答プロセス
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『榎阪郷(えさかごう)昔をたずねて』は、当時の吹田市立豊津第二小学校のPTAのメンバーが地域の古老に昔話を聞きまとめた手書きの小冊子。
本文は「明治の御牧(台帳)に記されている榎阪村をたずねてみますと、豊島郡に属し、南郷五ヶ村(穂積・垂水・榎阪・小曾根・服部)の一つで、東西九丁二間、南北十七丁五十一間あった。」とある。
『角川日本地名大辞典 27 大阪府』(「角川日本地名大辞典」編纂委員会/編 角川書店 1983.10)1537pに「垂水牧と垂水荘」の項目があり、「垂水牧」は「東牧」と「西牧」があったとされている。
『現代日本地名よみかた大辞典』(日外アソシエーツ 1985.5)では、「みまき」と読ませる地名しか見つからず。
『大漢和辞典』(大修館書店 1976)には掲載なし。
データベース「Japan Knowlege」でも「みまき」の読みのみ。
後日、下記の資料に「みまき」の振り仮名があるのを確認した。
『吹田の歴史 No.7』(吹田市史編さん委員会/編 吹田市 1980)23p「垂水御牧について」(戸田芳実)
『初期中世社会史の研究』(戸田芳実/著 東京大学出版会 1991.11)307p「垂水御牧について」
- 事前調査事項
- NDC
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- 近畿地方 (216 8版)
- 日本 (291 8版)
- 参考資料
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- 吹田市史編さん委員会/編. 吹田の歴史 No.7. 吹田市, 1980.
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戸田芳実 著 , 戸田, 芳実, 1929-1991. 初期中世社会史の研究. 東京大学出版会, 1991.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002176099-00 , ISBN 4130200992
- キーワード
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- 榎阪郷(えさかごう)
- 御牧(みまき)
- 豊津(とよつ)
- 江坂(えさか)
- 吹田市(すいたし)
- 大阪府(おおさかふ)
- 吹田市立豊津第二小学校(すいたしりつとよつだいにしょうがっこう)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000055164