レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年05月20日
- 登録日時
- 2015/05/20 15:41
- 更新日時
- 2015/06/11 16:06
- 管理番号
- いわき総合-地域318
- 質問
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解決
須釜城の所在地は現在のどこにあたるのか
- 回答
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「須釜」が「大寺」と同じであることから、「姓氏家系大辞典 第二集」で「大寺」の項に、「常陸、磐城に須釜邑…大寺 下総、岩代、羽前、阿波等に此の地名あり 1清和源氏石川氏流 岩城國石川郡大寺邑より起る。其の居城大寺城は、白川風土記に「又霧ヶ城とも称す」と記してあった。城は須釜村に在り、石川有光の嫡男藤田太郎光祐此に築き、三蘆城の支城となし、しばらく居城す。」とあり、須釜城は大寺城と同じと見なして良いと思われます。
Web検索(大寺城)で、城郭放浪記のサイトがヒットし、陸奥・大寺城:山城(406m/65m) 土塁,郭 福島県石川郡玉川村大字南須釜字館坂 と所在地が掲載されていました。
- 回答プロセス
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須釜沢に埋葬された、須釜次郎左衛門の系譜を調べる過程で、須釜氏が大寺氏と同じであることがわかった。
「姓氏家系大辞典 第二集」3028p 前條と通ず。常陸、磐城に須釜邑、信濃に菅間あり。内、磐城白河郡(石川郡)須釜邑には、奥州一宮と称する須釜八幡宮、鎮座す。この氏はこの地より起こりしにて、清和源氏石川氏の族なり。大寺氏と云うに同じ。オホテラ條を見よ。」とあった。
「姓氏家系大辞典 第一集」p1226
大寺 下総、岩代、羽前、阿波等に此の地名あり
1清和源氏石川氏流
岩城國石川郡大寺邑より起る。其の居城大寺城は、白川風土記に「又霧ヶ城とも称す」と。城は須釜村に在り、石川有光の嫡男藤田太郎光祐此に築き、三蘆城の支城となし、しばらく居城す。
- 事前調査事項
- NDC
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- 系譜.家史.皇室 (288 8版)
- 日本 (291 8版)
- 参考資料
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太田 亮/編 , 太田‖亮. 姓氏家系大辞典 第2巻. 角川書店, 1976.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I000024481-00 , ISBN 4040302206 -
太田 亮/編 , 太田‖亮. 姓氏家系大辞典 第1巻. 角川書店, 1976.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I000024480-00 , ISBN 4040302109
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太田 亮/編 , 太田‖亮. 姓氏家系大辞典 第2巻. 角川書店, 1976.
- キーワード
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- 須釜城
- 須釜邑
- 須釜氏
- 大寺城
- 大寺氏
- 照会先
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- 城郭放浪記(福島のお城):http://www.hb.pei.jp/shiro/fukushima/
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000174725