レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年07月01日
- 登録日時
- 2018/12/20 14:03
- 更新日時
- 2018/12/20 14:03
- 管理番号
- 市川20180701-02
- 質問
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解決
渡辺新左衛門について書かれた本が読みたい。
- 回答
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『国史大辞典15中 索引 人名』(吉川弘文館 1996)から、『国史大辞典10』(1989)p.694-696「名古屋藩」の項に、大政奉還後の青松葉事件で斬罪された「老臣年寄格の渡辺新左衛門」と 記載があることがわかる。
『幕末維新大人名事典 下巻』(安岡昭男/編 新人物往来社 2010)で確認すると、p.697に「渡辺新左衛門」の項があり、斬罪に至る経緯の概要を知ることができる。
また、『図説愛知県の歴史』(林英夫/責任編集 河出書房新社 1987)p.214-222には、「明治維新と青松葉事件」の章があり、渡辺新左衛門についても記述がある。
その中に「『尾張徳川家明治維新内紛秘史考説』(1971年刊)が刊行され、ようやく事件の輪郭をつかむことができるようになった。」とあり、『尾張徳川家明治維新内紛秘史考説 青松葉事件資料集成』(水谷盛光/著 [水谷盛光] 1971)は、千葉県中央図書館所蔵。
国立国会図書館デジタルコレクション(インターネット公開)には、『名古屋史談』(庵原小金吾/著 東壁堂 1893)があり、p.46-47に「渡邊新左衛門」の記載がある。
同コレクションの図書館送信参加館内公開で閲覧可能な資料には、『実説名古屋城青松葉事件 尾張徳川家お家騒動』(水谷盛光/著 名古屋城振興協会 1981)がある。
また、小説では、『冬の派閥』(城山三郎/著 新潮社 1982)が、「青松葉事件」を題材にしており、『葵の残葉』(奥山景布子/著 文藝春秋 2017)は、第5章が「青松葉」である。ほかに、『夜明け前 第2部 上』(島崎藤村/作 岩波書店 1979)にも、p.125に「年寄渡辺新左衛門」の記載がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000248841