レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/10/15
- 登録日時
- 2018/02/13 00:30
- 更新日時
- 2018/02/13 00:30
- 管理番号
- DR20171000130
- 質問
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解決
江戸時代、現在の成田市域を治めていた藩(幕府含む)で、最も勢力の大きかったのはどの藩か。
- 回答
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1701(元禄14)年、幕末期ともに、佐倉藩が最も多くの村を治めていた。
『成田市史 中世・近世編』p.893-p.896の「市域の近世村一覧」を確認したところ、1701(元禄14)年の成田市域の村領主は、全64村のうち、55村が佐倉藩が領主となっていた(うち4か所は幕府などと共同で治めていた)。
また幕末期は、全64村のうち、36村(うち12村は幕府や他の藩と共同)の領主だった。
- 回答プロセス
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江戸時代の成田市の歴史ということで、まず『成田市史 中世・近世編』を確認した。
p.893には「市域の近世村一覧」があり、当時の村名ごとに、1701(元禄14)年及び幕末期の領主を確認することができる。
また、この一覧の出典となっている『旧高旧領取調帳 関東編』では、幕末時点での旧村名、旧領主、明治元年取調旧高、旧県名の順に村落の実情が記されている。
- 事前調査事項
- NDC
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- 関東地方 (213 9版)
- 参考資料
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- 成田市史 中世・近世編,成田市史編さん委員会/編集,1986, (当館請求記号 L210/ナリ/N)
- 旧高旧領取調帳 関東編,木村礎/校訂,1995.9 (当館請求記号 R611.221/キユウダ)
- キーワード
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- 佐倉藩
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 地域(成田)
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000230451