レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年06月01日
- 登録日時
- 2020/12/24 15:45
- 更新日時
- 2020/12/24 15:45
- 管理番号
- 市川20200601-03
- 質問
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解決
草食動物の角は外敵(同種間を除く)から身を守る手段としての用途があるかを知りたい。
- 回答
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『動物大百科4 大型草食獣』(平凡社 1986)にサイ・シカ・ウシ、ヤギ、ヒツジの仲間についてそれぞれ生態、特徴の記述がある。
p.50のサイの項目に「クロサイは、(中略)人間や自動車がすぐに退散しない場合には、その角を使って本当に攻撃してくる。インドサイも、平穏を乱された場合など攻撃してくることがあり、ときには国立公園などで観察用に使われているゾウにつっかかっていくこともある。」とあり。
ウシの仲間の項目p.107に「この仲間の角は捕食者に対してたいへん有効な武器で、ケープクロスイギュウの群れにしばしば単独のライオンにつきかかるらしく(後略)」とあり。
また、ヤギ、ヒツジの仲間(p.144)に「オスとメスは、おなじようなの形態で、短く鋭い角と、においづけするための大きな眼下腺を持っている。攻撃的でときにはツキノワグマにさえ闘いをしかける。」とあり、外敵に角を使用することがあると分かる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 哺乳類 (489 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000291419