レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 堺市立中央図書館 (2210017) | 管理番号 (Control number) | 堺-2020-070 | ||||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2020年07月15日 | 登録日時 (Registration date) | 2020年07月15日 18時57分 | 更新日時 (Last update) | 2020年08月28日 13時14分 | ||||||
質問 (Question) | アサヒビールの社史に登場する「中井芳瀧」という浮世絵師について。「芳瀧」の読みは「ほうりゅう」「よしたき」のどちらが正しいか。 | ||||||||||
回答 (Answer) | 『美術家索引 日本・東洋編』(日外アソシエーツ 1991)p.564に「中井芳瀧 なかい・よしたき 1841-1899」として掲載されている。他の資料でも確認できるので「よしたき」が正しいと思われる。 (北図書館) | ||||||||||
回答プロセス (Answering process) | 中井芳瀧については、『美術家索引 日本・東洋編』の出典とされている『日本名画家伝 物故篇』(青蛙書房、1967年)p.122で簡単な略歴が掲載されている。また、土屋礼子『大阪の錦絵新聞』(三元社、1995)p.82-84にかなり詳しい記述があり、ここでは「笹木芳瀧」として紹介されている。本名が中井恒次郎であること、明治7年ごろに笹木姓を継いだこと、明治18年に堺に移転、鳥井駒吉と親交を結び、明治24年頃にアサヒビールの宣伝広告を手がけたことなどが述べられている。同書p.85の掲載図版(アサヒビール引札)の英文キャプションに「YOSITAKI」とローマ字がふられており、ここでも「よしたき」の読みが採用されている。また回答後に出版された、森田俊雄『和のおもちゃ絵川崎巨泉』(社会評論社、2010年)にも、堺市出身の画家川崎巨泉の師として芳瀧の紹介があり(p.98~102)、芳瀧に「よしたき」のルビが振られている。 | ||||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | |||||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | |||||||||||
寄与者 (Contributor) | |||||||||||
備考 (Notes) | |||||||||||
調査種別 (Type of search) | 事実調査 | 内容種別 (Type of subject) | 郷土 人物 | 質問者区分 (Category of questioner) | 社会人 | ||||||
登録番号 (Registration number) | 1000284665 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |