レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2001年03月01日
- 登録日時
- 2010/04/14 18:50
- 更新日時
- 2010/09/23 10:29
- 管理番号
- 名古屋市鶴-2000-043
- 質問
-
解決
大正時代の歴代「警視総監」の名前を知りたい。
- 回答
-
『戦前期日本官僚制の制度・組織・人事』や『明治大正國勢総覧』に歴代の警視総監の一覧があります。また、当時の『職員録』でも確認することができます。
- 回答プロセス
-
(1)警察の分野の本を調べてみましたが見つかりませんでした。そこで、『職員録』を確認すると、当時の警視庁は東京府及び東京市の下には置かれておらず、『職員録 甲編』の中央省庁の下にありました。
(2)後日、参考図書の書架で資料を探してみると、『戦前期日本官僚制の制度・組織・人事』を見つけました。この資料は4部構成で、その第2部に“主要官職の任免変遷”があり、歴代主要官職の長の氏名、任・免それぞれの日付が年代順にまとめられています。質問の「警視総監」は内務省-警視庁の箇所(p.350)に載っていました。
[追記]『明治大正國勢総覧』にも”歴代樞要官一覧表”があり、p.704に明治7年1月補任~大正13年6月補任までの歴代警視総監30名が掲載されていました。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 行政 (317 9版)
- 参考資料
-
- 『戦前期日本官僚制の制度・組織・人事』 秦郁彦/著 東京大学出版会 1981年 p.350 (明治7年1月~昭和23年3月の歴代警視総監)
- 『職員録 [大正2年(甲)]』 印刷局 p.1165 (大正6年までは甲乙の2分冊。大正14年・15年は1月・7月の年2回発行。)
- 『明治大正國勢総覧』 東洋経済新報社/編 東洋経済新報社 1982年 P.704 (明治7年1月~大正13年6月の歴代警視総監)
- キーワード
-
- 警視総監
- 照会先
- 寄与者
- 備考
-
『レファレンス 2000』掲載事例
追記(2010年6月30日)
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000065955