レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2019/09/14 10:57
- 更新日時
- 2019/10/14 14:26
- 管理番号
- 2019.9-4
- 質問
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太平洋戦後の消防団の歴史について。特に、火の見櫓の鐘の長さで火事の知らせが異なっていたと思う。それについて知りたい。
- 回答
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●所蔵資料を調べる
消防の歴史については
『消防団の源流をたどる』
『消防団百二十年史』 ・・・①
『写真図説日本消防史』
江戸時代の消防から出版時までの350年史。写真・図が豊富
『消防団員実務必携』
●鳴らし方の決まりについて
資料①に、「~半鐘の打ち方、消防信号については、都市部、農漁村等の地域の特性や気候
の関係で、勅令消防組規則が交付されるまでは、各地区独自~(略)。これが内務省令消防組
規則施行概則第9条で、「水火災ノ信号及び信号担当者ハ最速ヲ以って 定ムヘシ」と規定され、
各府県の細則において、半鐘の打ち方、信号が統一されました。」とあり。半鐘は写真のみ。
●半鐘について
『火の見櫓』 の裏表紙ほかに 消防信号の写真掲載あり。
静岡県森町三倉、栃木県下野市石橋の半鐘の叩き方はこの写真より
確認することができる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 行政 (317)
- 参考資料
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後藤一蔵 著 , 後藤, 一蔵, 1945-. 消防団の源流をたどる : 二一世紀の消防団の在り方. 近代消防社, 2001.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002954794-00 , ISBN 4421006300 -
日本消防協会編 , 日本消防協会. 消防団120年史 : 日本消防の今日を築き明日を拓くその歩み. 近代消防社, 2013.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I005732802-00 , ISBN 9784421008418 -
消防学校消防団員教育研究会 編著 , 消防学校消防団員教育研究会. 消防団員実務必携 12訂版. 東京法令出版, 2017.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I028292346-00 , ISBN 9784809024320 -
火の見櫓からまちづくりを考える会 編 , 火の見櫓からまちづくりを考える会. 火の見櫓 : 地域を見つめる安全遺産. 鹿島出版会, 2010.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010918246-00 , ISBN 9784306045460 -
国書刊行会 編 , 国書刊行会. 写真図説日本消防史. 国書刊行会, 1984.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001688249-00
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後藤一蔵 著 , 後藤, 一蔵, 1945-. 消防団の源流をたどる : 二一世紀の消防団の在り方. 近代消防社, 2001.
- キーワード
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- 消防団
- 歴史
- 半鐘
- 火の見櫓
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000261387