レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年08月23日
- 登録日時
- 2018/10/06 00:30
- 更新日時
- 2019/10/02 00:30
- 管理番号
- 0A18005255
- 質問
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解決
1.正岡子規の新しい句が発見されたというが、それが載っているという『歳旦帳』というものの読みがなを知りたい。
2.「歳旦帳」とはどういう意味なのか。
- 回答
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1.「歳旦帳」は、商用データベース「毎索:毎日新聞」(2018.8.23 東京朝刊 p.28)、「ヨミダス歴史館:読売新聞」(2017.9.9 東京夕刊 p.5)の記事により、「さいたんちょう」と読むことがわかりました。
商用データベース「日経テレコン」(2017.8.23 大阪夕刊 p.19)には、「年始のあいさつに訪れた客が記帳するために用意された芳名録のようなもので、元日から数日間、子規庵の玄関に置かれていたらしい。」「「歳旦帳」は、子規の全集などで、その一部と存在が紹介されたことはあったが、全容が明らかになるのは初めて。」と記述がありました。
商用データベース「ヨミダス歴史館」(2017.9.9 東京夕刊 p.5)には、「未発表の5句は余白に無署名で書かれ、子規が正月の実感を込めて詠んだとされる。」と記述がありました。
2.商用データベース「JapanKnowledge:日本国語大辞典」によると、「歳旦帳」とは、「歳旦の発句(ほっく)や連句を印刷した書物。江戸時代、俳諧の宗匠などが、毎年、年頭に当たって、一門の歳旦歳暮の句を集めて出版したもの。歳旦帖」とのこと。また、同辞典によると、「歳旦」は「(「旦」は朝の意)一月一日の朝、元旦、元日、年頭」で、新年を表す季語という記述がありました。
- 回答プロセス
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1.商用データベース「毎索」、「ヨミダス歴史館」、「日経テレコン」を“歳旦帳”で検索し、資料1、2、3を発見した。
2.商用データベース「JapanKnowledge」で“歳旦”を検索し、資料4を発見した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 9版)
- 辞典 (813 9版)
- 参考資料
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- 商用データベース「毎索」 (2018.10.4確認)(資料1)
- 商用データベース「ヨミダス歴史館」 (2018.10.4確認)(資料2)
- 商用データベース「日経テレコン」 (2018.10.4確認)(資料3)
- 商用データベース「JapanKnowledge」(日本国語大辞典) (2018.10.4確認)(資料4)
- キーワード
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- 正岡子規
- 歳旦
- 歳旦帳
- 新句
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000243413