レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年12月15日
- 登録日時
- 2023/03/15 15:58
- 更新日時
- 2024/01/11 14:49
- 管理番号
- 横浜市中央2695
- 質問
-
解決
ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」という曲について、タイトルの由来を知りたい。
- 回答
-
詳細な記述がある順に資料をご紹介します。
1 『ガーシュイン 我、君を歌う』 イーアン・ウッド/著 ヤマハミュージックメディア 1998.07
p.118~121 タイトルが決まるまでの経緯について記述があります。
2 『ガーシュイン 大作曲家』 ハンスペーター・クレルマン/著 音楽之友社 1993.11
p.55 兄のアイラがホイッスラー展からインスピレーションを受けて、題名を思いついたとあります。
3 『大作曲家の少年時代 Die Jugend grosser Komponisten.』
ウルリッヒ・リューレ/著 中央公論社 1996.07
p.191 タイトルに「ラプソディー」を付けた理由について記述があります。
4 『もうひとつのラプソディ ガーシュインの光と影』 ジョーン・ペイザー/著 青土社 1994.11
p.107 兄のアイラが、ガーシュウィンの考えたタイトル「アメリカン・ラプソディ」を「ラプソ
ディ・イン・ブルー」に変えたとあります。
5 『イージー・トゥ・リメンバー アメリカン・ポピュラー・ソングの黄金時代』
ウィリアム・ジンサー/著 国書刊行会 2014.10
p.38 兄のアイラがホイッスラーの絵に感銘を受け、その絵から題名を借用したとあります。
6 『ラプソディ・イン・ブルー Serie‘aube’』 末延芳晴/著 平凡社 2003.7
p.99 曲のタイトルについて、兄アイラのアドバイスで「アメリカン・ラプソディ」を
「ラプソディ・イン・ブルー」に変更したとあります。
以下、その他確認した資料です。
「ガーシュウィン」や「ラプソディ・イン・ブルー」の項目がありますが、タイトルの経緯について記述はありませんでした。
1 『世界大百科事典 29(ユエ-リン)』 平凡社 2014.12
p.408 ラプソディ・イン・ブルーの項目があります。
2 『音楽家研究文献目録 クラシック・民族音楽』 日外アソシエーツ株式会社/編
日外アソシエーツ 2009.12
p.87~88 ガーシュイン,ジョージ(Gershwin, George)の項目があります。図書と雑誌に分けて
年代順に資料が掲載されています。
3 『ニューグローヴ世界音楽大事典 4 オラフ-カプロン』 第一出版センター/編集
講談社 1994.10
p.396~398 ガーシュウィン, ジョージの項目があります。生涯と作品、音楽様式について
記述があります。
4 『最新名曲解説全集 第7巻 管弦楽曲』 音楽之友社/編 音楽之友社 1980.9
p.201~204 ガーシュインの項目内にラプソディ・イン・ブルーの章があります。概説、作曲の
経過、初演、演奏時間、基本資料の所在、楽器編成について記述があります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 音楽史.各国の音楽 (762 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000330371