レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年03月30日
- 登録日時
- 2015/07/28 14:57
- 更新日時
- 2015/08/12 10:12
- 管理番号
- 中央ー1-00924
- 質問
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未解決
『天経或問』の解説が書かれた資料や、現代語訳を探している。
- 回答
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『天経或問』の現代語訳は探すことができなかったので、『天経或問』を解説した以下の論文や図書を紹介した。
論文
(1)上田 晴彦「『夜篭雑談話』における天文数値及び挿絵に関する調査研究」
秋田大学教育文化学部研究紀要. 自然科学 67, 17-24, 2012-03 秋田大学
p20~21 C 游子六の『天経或問』
『天経或問』について簡単に説明している。“天経或問の現代語訳はないが、原本が東北大学デジタルコレクション「和算資料データベース」で閲覧できる”との記述あり。
※東北大学デジタルコレクションのウェブサイトで、検索キーワード「天経或問」で検索すると、『天経或問』『天経或問註解』『校正天経或問』など、「天経或問」に関する資料が閲覧できる。
(2)吉田 忠「『天経或問』の受容」
科学史研究. 第II期 科学史研究. 第II期 24(156), 215-224, 1986-02-14 日本科学史学会
『天経或問』の内容や、日本での普及の状況などについて論じている。
(3)渡邊 敏夫「天經或問と江戶時代中期の天文學」
天界 = The heavens 21(241), 208-212, 1941-06-01
図書
(4)『江戸時代における「科学的自然観」の研究』藤原暹/著 富士短期大学出版部 1966
第一章 天主教系天文学書『天経或問』とその受容 p12 ~
第一節 『天経或問』の記述内容・性格 p14 ~
第二節 『天経或問』の受容過程 p24 ~
(5)『日本人の宇宙観 飛鳥から現代まで』荒川 紘/著 紀伊国屋書店 2001.10
p194~195 『天経或問』の伝来
伝来や内容等を簡単に解説している。
(6)『日本の暦と和算 図説江戸の暮らしを支えた先人の知恵!』中村 士/監修 青春出版社 2012.9
p88~91 江戸の暦学者 改暦の原動力となった『天経或問』と民間の研究
p90~91に簡単な解説あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 時法.暦学 (449)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000177798