レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20200206
- 登録日時
- 2020/07/03 00:30
- 更新日時
- 2020/10/17 17:35
- 管理番号
- 0401001656
- 質問
-
未解決
東京の徳富蘆花の記念館かどこかで『徳富愛子日記』を発行したらしい。少部数らしいが、所蔵はあるか。なければ、入れる予定があるか。
- 回答
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自館所蔵なし。
原本となる徳富愛子の日記は、蘆花恒春園(東京都世田谷区)が所蔵していること、蘆花会で蘆花夫妻の日記を冊子にまとめていることがわかった。
NDLサーチより、『蘆花夫妻日誌・関係文書草稿』がヒット。1992年第1回~2001年第15回と、2006年に蘆花会会長の浅原氏追悼記念号の16冊が確認できた。
抜けはあるが、概ね明治39年~大正13年の日記であり、自館が収集している在熊時代のものではなかったことから、収集基準に合致しない旨を説明。
計16冊の所蔵が確認できた、日本近代文学館を案内することで回答とした。
- 回答プロセス
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自館所蔵なし。
2020年2月5日現在、文学歴史館含め、寄贈なし。
NDLサーチ、ヒットせず。
徳冨蘆花記念文学館(群馬県渋川市伊香保):独自HPなし。
→電話問い合わせ。なし。
蘆花恒春園(東京世田谷):独自HPなし。
→電話問い合わせ。原資料である徳富愛子氏の日記が所蔵されていることと、1990年代から蘆花会で『蘆花夫妻日誌』として冊子を作成していることが分かった。
時期ごとに夫妻の日誌をまとめてある冊子で、すでに複数冊が作成されていること、蘆花会で作成した資料であるためセンターから寄贈はできないこと、を確認。
改めてNDLサーチで検索したところ、『蘆花夫妻日誌・関係文書草稿』がヒット。
1992年第1回~2001年第15回と、2006年に蘆花会会長の浅原氏追悼記念号の16冊が確認できた。
抜けはあるが、概ね明治39年から大正13年の日記をまとめている。
日本近代文学館と同志社大学図書館(追悼記念号はなし)に所蔵が確認できた。
自館では徳富蘆花関係は在熊時代のものを収集しており、今回は収集基準には合致せず、また発行が2006年が最新と、少し前になることから入手が難しいと判断。
収集対象ではないことを利用者に伝え、日本近代文学館を案内。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
-
- 徳冨蘆花
- 徳冨愛子
- 徳冨愛子日記
- 恒春園
- 照会先
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- 蘆花恒春園
- 徳冨蘆花記念文学館
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000283891