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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
京都府立京都学・歴彩館 (2110022)管理番号
(Control number)
京歴-574
事例作成日
(Creation date)
2020年10月27日登録日時
(Registration date)
2021年02月13日 15時34分更新日時
(Last update)
2021年04月30日 10時26分
質問
(Question)
石田梅岩の師・小栗了雲について知りたい。越後の高田藩のお家騒動に関わり、京に逃れてきたらしい。
回答
(Answer)
『京都市姓氏歴史人物大辞典(角川日本姓氏歴史人物大辞典;26)』(①)p.213「小栗了雲」の項がある。それによると小栗了雲は、江戸中期の普化宗の僧と推定され、京都に隠棲して性理学・仏典・老荘の学問に通じて生徒を教授していた。石田梅岩と会い、梅岩の心学思想形成に影響を与えたことも書かれている。

『近世思想家文集(日本古典文学大系;97)』(②)p.355に「この小栗了雲なる人物は、代々越藩の武士であったが、父正宗以来浪人し、京都に隠棲していた。梅岩より17歳の年長だが(略)」とあり。

『教育家としての石田梅岩』(③)p.58に、梅岩の弟子・手島堵庵による了雲の小伝が載っており、「(中略)其先世為越藩大夫也。父正宗坐于其大宗美作之事。免而隠於京師也。(略)葬於京極永養寺中云。」と、先祖は越後藩の家老であったが、父の正宗の代に、小栗美作が起こした事(越後騒動)に連座して、京都に隠れ住んでいたことが書かれている。
p.59には、永養寺(京都市下京区)にある了雲の墓の写真が載っている。
「了雲は黄檗派の禅学を修めた人であるらしい。其の師は不二庵主禮柔禅師である。「不二座下 了雲全覚居士」とあり。」との記述あり。

インターネットで公開されている論文「石田梅岩の真髄と現代に伝承される石門心学」(④)(「大阪経済法科大学地域総合研究所紀要」11号)p.21に、「なお、小栗了雲は、越後騒動で将軍綱吉より切腹を命ぜられた小栗美作の親族であり、京都で世を憚った生活を送っていた。かつて黄檗派の禅学を修めたとのことである」とある。
http://www.keiho-u.ac.jp/research/region/pdf/publication_region11.pdf  (最終確認日:2021-02-13.)
回答プロセス
(Answering process)
当館の蔵書検索システムでキーワード「小栗了雲」を検索したが、該当する資料は出てこなかった。
国立国会図書館オンライン( https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/ 最終確認日:2021-02-13.)でキーワード「小栗了雲」で検索すると、『仏教研究論集』(「小栗了雲事蹟考(柴田実)」所収)、『石田梅岩(人物叢書;第94)』(「小栗了雲との邂逅」所収)が出てきたが、どちらも当館では所蔵していなかった。

人名辞典①を調べた。

当館の蔵書検索システムでキーワード「石田梅岩」を検索し、出てきた②③に関連する記述があるのを見つけた。

インターネットでキーワード「小栗了雲△越後」、ファイル形式をPDFとして検索し、④を見つけた。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
個人伝記  (289)
参考資料
(Reference materials)
①『京都市姓氏歴史人物大辞典(角川日本姓氏歴史人物大辞典;26)』京都市姓氏歴史人物大辞典編纂委員会編著 角川書店 1997 (当館請求記号:K1||288.1||Ka14||)
②『近世思想家文集(日本古典文学大系;97)』家永三郎[ほか]校注 岩波書店 1978 (当館請求記号:Y||918||017776||)
③『教育家としての石田梅岩』岩内誠一著 立命館出版部 1934 (当館請求記号:K1||372.8||I97||)
④「石田梅岩の真髄と現代に伝承される石門心学」(「大阪経済法科大学地域総合研究所紀要」11号)
キーワード
(Keywords)
小栗了雲
石田梅岩
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
人物
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000293805解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
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