レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年01月27日
- 登録日時
- 2012/01/27 17:20
- 更新日時
- 2012/08/30 13:32
- 管理番号
- 97-C-10
- 質問
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解決
「エヒメアヤメ」の命名した年月日を知りたい。
- 回答
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【資料3】P50によると、次のとおりである。
エヒメアヤメの名は明治30年4月、奥平幹一氏が、腰折山(245メートル)で採取した標本により、牧野富太郎博士が新種として和名エヒメアヤメと命名して明治32年植物学雑誌に発表した。
- 回答プロセス
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(1)【資料1】p80に、「エヒメアヤメ」の花の説明は載っているが、命名した年月日はわからない。
“浅海原と難波の境、恵良山と並んで西方に腰折山がある。この山腹に生育する北方型の「エヒメアヤメ」は、その自生の南限地として大正14年10月8日、国指定の天然記念物となった。
陽春4月上旬に開花する。古書には「タレユエソウ」の名があり、哀れな民話と共に、この地方では伊予節、「こかきつばた」の名で親しまれてきた植物でもある。”
(2)【資料2】p179を調べてみると、『エヒメアヤメ=牧野富太郎先生がつけられたもの。』となっているが、年月日がわからない。
(3)【資料3】p50に、「エヒメアヤメ」が命名、発表された年が記載されている。
- 事前調査事項
- NDC
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- 植物学 (470 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】 『北条市誌』 北条市誌編集委員会/編集 北条市誌編纂会 1981年 <請求記号:K293.3 /3 >
- 【資料2】 『愛媛の植物記』 山本 四郎/著 愛媛文化双書刊行会 1991年 <請求記号:K472 /26 /カイ >
- 【資料3】 『愛媛の山草』 岸 郁男/著 愛媛文化双書刊行会 1985年 <請求記号:K472 /32 >
- キーワード
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- エヒメアヤメ えひめあやめ
- 腰折山 こしおれやま
- 山草(愛媛県) さんそう(えひめけん)
- タレユエソウ たれゆえそう
- こかきつばた
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 事例出典『郷土資料に関する調査・相談事例集』 愛媛県図書館協会・愛媛県立図書館/編集 愛媛県立図書館 1997年
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000100656