レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年10月07日
- 登録日時
- 2021/02/09 16:47
- 更新日時
- 2021/02/09 16:47
- 管理番号
- 0000001837
- 質問
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解決
奥の細道に出てくる「天屋なにがしという人物」天屋五良右衛門(てんやごろえもん)(玄流子)【A】と等栽(等哉、可卿、洞哉、笳景)【B】の歌(作品)が載っている本はないか。
- 回答
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【A掲載資料】
斎藤耕子∥編. 『福井県古俳書大観 第4編』. 福井県俳句史研究会, 2003.6 :p209上,p210下,p215下,p216上下,p229上,p230上;
に計7句が掲載されている。(『新玉海集』貞享2(1685))
斎藤耕子∥編. 『福井県古俳書大観』. 福井県俳句史研究会, 1992.12 :p156上;
に1句が掲載されている。(『白烏集』宝暦11(1761)に故人として入集したもの。「此作者奥の細道に見へたる天屋何某なり」と併記))
「玄流」については、このほかにも京都から刊行された貞門系の俳諧撰集『白川集』(元禄4)『俳諧ひこばえ』(元禄6)にも入集句ありとあるが(斎藤耕子∥編. 『福井県古俳書大観 第9編』. 福井県俳句史研究会, 2009.9 :p176;)、いずれも当館未所蔵のため確認できず。
【B掲載資料】
斎藤耕子∥編. 『福井県俳人大観』. 福井県俳句史研究会, 1999.6 ,p258;より
斎藤耕子∥著. 『若越俳人列伝』. 福井県俳句史研究会, 1996.8 :p36~39;に「洞哉(とうさい)」として立項されており、
『元禄百人一句』(元禄4)に1句、『柏原集』(元禄4)に12句入集しているものが載っている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 詩歌 (911 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000293656