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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
岡山県立図書館 (2110029)管理番号
(Control number)
M19052815007944
事例作成日
(Creation date)
2019/6/4登録日時
(Registration date)
2019年12月15日 00時30分更新日時
(Last update)
2020年03月28日 00時30分
質問
(Question)
樟脳の医薬品としての使い方を知りたい。
回答
(Answer)
①『樟脳専売史』の第九章第三節第一款「防虫用、医薬用、インドにおける焼香用」に、樟脳や薄荷などを併用したアメリカ製の家庭薬、日本薬局方に登録された医薬品が出ている(p.690)。また「樟脳並びに副産油利用系統図」があり、樟脳の利用方法がまとめられている(p.735)。

②『日本農書全集 53』の「樟脳製造法」(p.393-431)では、解題の「二.天然樟脳の生産と消費」(p.419-421)に天然樟脳の利用法が紹介されており、p.421に「カンフル」という強心剤が出ている。

③『クスノキと樟脳』の第一編第七章「カンフル注射と軟膏剤」(p.70-76)に、近代ではカンフル注射、現在では外用の軟膏剤に樟脳が利用されていると書かれている。軟膏剤の具体例は「4.今日のカンフルはもっぱら外用剤に」(p.75-76)に挙げられている。また第三編第二章「医薬品としての樟脳の伝来」(p254-266)では中国の古典医書に出てくる樟脳の効能や使われ方、日本で江戸時代に利用されていた処方集に出てくる樟脳が使われた薬が紹介されている。また参考としてp.266には昭和初期の樟脳を配合した家庭薬が紹介されている。

④『明治後期産業発達史資料 第822巻』の「樟脳及樟脳油」(p.1-86)では、樟脳の利用方法が「六.輸出先ノ嗜好及需要ノ程度?ニ将来盛衰ノ見込」(p.34-39)に出ている。これは明治29年の各地の領事館の報告で、日本の樟脳の輸出先での用途が書かれている。その中に膏薬用、薬剤用、消毒用、薬用とある。

⑤『楠』の第四章の「医薬品・防虫剤・農薬その他の利用」(p.113-116)に樟脳を使った医薬品が紹介されている。またp.60に樟脳の利用方法がまとめられた表「樟脳と樟脳油」がある。これは昭和7年版の平凡社『大百科事典』からの引用である(p.115より)。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
油脂類  (576 9版)
参考資料
(Reference materials)
①『樟脳専売史』 日本専売公社 ,1956,1016,3p. 参照はp.690,735.
②佐藤 常雄〔ほか〕編集委員 『日本農書全集 53  農産加工  4 』 農山漁村文化協会 ,1998,434,13p. 参照はp.419-421.
③服部 昭『クスノキと樟脳』 牧歌舎 ,2007,303p. 参照はp.70-76,254-266.
④『明治後期産業発達史資料 第822巻  第二回輸出重要品要覧 林産之部  第二次輸出重要品要覧 鉱産之部』 龍溪書舎 ,2010,250,88p. 参照はp.34-39.
⑤矢野 憲一〔ほか〕『楠』 法政大学出版局,2010,13,319p. 参照はp.60,113-116.
キーワード
(Keywords)
樟脳
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
M2019052815060207944
調査種別
(Type of search)
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
全年齢
登録番号
(Registration number)
1000270296解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
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