レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20090116
- 登録日時
- 2009/12/25 02:12
- 更新日時
- 2009/12/25 02:12
- 管理番号
- Q2008F0005
- 質問
-
解決
小林純一作の次の2つの童謡が掲載されている本を探している。
・「太った博士」
・タイトルは不明だが、「まちの通りを5羽6羽並んで・・・」というスズメが出てくる童謡
『太った博士』(国立国会図書館請求記号:Y17-N01-828)にこの2つの童謡が入っているか。
- 回答
-
『太った博士』(下記①)には、「太った博士」のほか、14篇の童謡が掲載されており、
その中に「竹屋の店」という作品があります。
「竹屋の店」は、「あわてた雀が五羽六羽 街のとおりを 飛んでった。・・・」で始まりますので、
雀の童謡というのは、おそらくこの詩をさすものと思われます。
『太った博士』のあとがきに、これは著者の第二童謡集であり、絵本形式にする関係から、
前著『太鼓が鳴る鳴る』(下記②)より、絵にしてほしい六篇を再び選んだと記載されています。
基になった読み物『太鼓が鳴る鳴る』を調査したところ、「太った博士」、「竹屋の店」のどちらも収録されていました。
【 】内は当館請求記号です。
①太った博士 / 小林純一[他]. -- 教養社, 1947.6【Y17-N01-828】
pp.(5)~(6)「太った博士」
pp.(23)~(24)「竹屋の店」(資料にはページ表記なし)
この資料では、すべての童謡にさし絵があります。画家は初山滋と記載されています。
②太鼓が鳴る鳴る / 小林純一[他]. -- 紀元社, 昭和18【児971-49】
「太った博士」は詩と脇田和の挿絵がありますが、「竹屋の店」は詩のみの記載です。
※この資料は児童書デジタルライブラリー(http://kodomo4.kodomo.go.jp/web/ippangz/html/TOP.html)から本文画像を閲覧することが可能です。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 詩歌 (911 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 児童書、絵本、童謡、小林純一
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000061263