レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年07月14日
- 登録日時
- 2019/06/07 16:00
- 更新日時
- 2019/11/06 10:30
- 管理番号
- 埼熊-2019-023
- 質問
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未解決
埼玉県の伝統野菜について、明治から戦前に栽培していたことが地誌に載っているものを知りたい。
しゃくし菜・花芯山東菜・くわい・サツマイモ紅赤・木の芽・ミョウガタケ・中津川いも・三峰いんげん・のらぼう菜・岩槻ねぎ・埼玉青なす以外の野菜が知りたい。
- 回答
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地誌資料には明治から戦前に栽培していた伝統野菜に関する記述を確認できなかった。
- 回答プロセス
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1 地誌を確認する。
『武蔵国郡村誌 第1巻』(埼玉県編 埼玉県立図書館 1953)
それぞれの村に「物産」の項目があるが細かい品種の記述なし。
2 自館目録を〈伝統野菜〉〈ふるさと野菜〉〈地方野菜〉で検索する。
『地方野菜大全 都道府県別』(タキイ種苗株式会社出版部編 芦澤正和監修 農山漁村文化協会 2002)
p68-73「埼玉県」の項目あり。
「潮止晩ネギ」「新晩生小松菜」「ベカナ」などの記述あり。
『ふるさと野菜礼賛 在来品種を守る』(さとうち藍著 家の光協会 2007)
p228-235「命の守り手は人 埼玉【青山在来大豆・八丈オクラ】」
『47都道府県・地野菜/伝統野菜百科』(成瀬宇平[ほか]著 丸善 2009)
p94-99「埼玉県」
潮止晩ねぎ、新晩生小松菜、べかなについて記述あり。
『関東地域の農政推進地域情報 平成22年1月-7月』(関東農政局総務部情報推進課編 農林水産省関東農政局 2010)
p16「秩父在来大豆「借金なし」を使ったケーキと「復活!縁起豆」を販売(秩父市)」
p18「地元特産「しゃくし菜料理」でまちおこし」
p20「伝統野菜「五関菜(ごせきな)」の復活にむけ始動(さいたま市)」ほかあり。
3 『関東地域の農政推進地域情報』の他の期間を確認する。
『関東地域の農政推進地域情報 平成20年1月-6月』(関東農政局総務部情報推進課編 農林水産省関東農政局 2008)
p17「生産調整田に大豆「行田在来」が復活(加須市)」
p51「幻のサツマイモで菓子を開発(秩父市)」
「大正時代からの地域伝統品種のサツマイモ「ちちぶ太白」」
『関東地域の農政推進地域情報 平成22年8月~平成23年1月』(関東農政局総務部情報推進課編 農林水産省関東農政局 2011)
p6「在来大豆で安心なもやしを生産(深谷市)」
「県内各地の在来大豆5種類(借金なし、行田在来、箕田在来、赤豆(羽生産)、こさまめ)」
4 市町村史を確認する。
『新編埼玉県史 資料編21』(埼玉県編 埼玉県 1982)
p946「甘藷ノ品種」に販売用として「1煮食用 紅赤 2焼食用 赤蔓、青蔓 3早堀用(煮食)花魁、太白」とあり。
『春日部市史 第5巻 民俗編』(春日部市教育委員会社会教育課文化財係編 春日部市 1993)
p174「梅田ごぼう」の項あり。
『春日部市史 第6巻 通史編』(春日部市教育委員会編 春日部市 1994)
p686-687「梅田ごぼう」の項あり。
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2016年7月14日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 蔬菜園芸 (626 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 埼玉県-伝統野菜
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 団体
- 登録番号
- 1000257073