レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/10/02
- 登録日時
- 2018/10/12 00:30
- 更新日時
- 2018/11/01 11:07
- 管理番号
- R1001353
- 質問
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解決
先日新聞で【煎(煎の上は前のような横棒)目】という字を見た。今では煎茶【横棒が点々】の字が一般的だが、なぜどちらも存在するのか。
- 回答
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1978年のJISXO028では「煎(点の煎)」が、83年以降は「煎(横棒の煎)」が掲載されている。2004年にJISXO0213の字形が「煎(横棒)」から「煎(点の煎」に改められた。
- 回答プロセス
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1.漢字の辞典で「煎」を調べようと8番の棚をブラウジング。
→『大修館漢語新辞典』鎌田正/著 大修館書店 2001年・・・参考資料①
p.760に「煎(横棒)」の記載あり。
2.レファレンスブックの棚をブラウジング。
→『新潮日本語漢字辞典』新潮社/編 新潮社 2007年・・・参考資料②
p.1393に使い分けの歴史が記載。以下引用。
“1978年のJISXO028では「煎(点の煎)」が、83年以降は「煎(横棒の煎)」が掲載されている。2004年にJISXO0213の字形が「煎(横棒)」から「煎(点の煎」に改められた。”
参考資料②の複写をされ、調査終了。
- 事前調査事項
- NDC
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- 辞典 (813)
- 参考資料
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- 大修館漢語新辞典 鎌田正/著 大修館書店 2001.4 813.2 , ISBN 4-469-03159-3
- 新潮日本語漢字辞典 新潮社/編 新潮社 2007.9 813.2 , ISBN 978-4-10-730215-1
- キーワード
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- 漢字
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000243671