レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/11/25
- 登録日時
- 2011/12/16 02:06
- 更新日時
- 2019/12/12 09:15
- 管理番号
- 京資-190
- 質問
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解決
明治22年3月の京都府告示第24号で、京都の地名表記に使われる「上ル下ル」が定められたときいた。この告示が、京都における「上ル下ル」を定めた最古のものか知りたい。
- 回答
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京都府告示第24号については、『京都府府令達要約』(明治22第10編下巻)のp227~228に記載されている。その記述によると、住所の記載方法を「京都市何区何通何小路何町上ル下ル又は東入西入何町何番戸」と定めるとしている。また、『京都市市町村編入の町名総覧』のp15によると、「この通達によって京都市の町名の呼び方が決定され」たとあり、同資料のp10~21「字・町名改称の沿革」には、他に「上ル下ル」について定めたものは記載されていないため、同資料によると告示第24号が最初のものとされる。
- 回答プロセス
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1.京都府の定めた告示・府令・通達等が記載されている資料を調べた。
2.京都の町名変遷に関する資料を調べた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 地方自治.地方行政 (318 9版)
- 参考資料
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- 『京都府府令達要約』(明治22第10編下巻) 京都府内務部第一課編 京都府 1891 355p (当館請求記号MK0/318.1/Ky6/10-2)
- 『京都市市町村編入の町名総覧』 京都市理財局財務部財産監理課編刊 1999 372p (当館請求記号K1/318.12/Ky6)
- キーワード
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- 上ル下ル
- 京都府告示第24号
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 団体
- 登録番号
- 1000098425