レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/02/10
- 登録日時
- 2020/03/28 00:31
- 更新日時
- 2020/03/28 00:31
- 管理番号
- 6001043225
- 質問
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解決
大阪の俳人、青木月斗の居住地の変遷を調べたい。
- 回答
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以下の資料に詳しく記載されていました。
・『同人 29(5)』(同人社 1949.6)
青木月斗の追悼号です。小野圭史/執筆「月斗略歴」(p.4-7)のなかに「三 住居」として居住地の変遷がまとめられています(p.4-5)。
なお後記(p.7)には次の記述があります。
「詳細なる年譜は容易の業に非ず。且つ青木家に記録を存せず。よりて忽忙の間、御遺族に聞き、文献に徴し、関係者に問ひ、それに平素翁より聞き取り置きし、我がノートを基として編せり、而かも訂正と追加を要する点多かるべく、大方の是正を乞ふや切なり。」
・『近代文学研究叢書 65』(昭和女子大学近代文学研究室/著 昭和女子大学近代文化研究所 1991.12)
「青木月斗」(p.[393]-600)の「一 生涯」(p.394-408)のなかに居住地について記載がありました。
以下の資料にも記述があります。
・『月斗句集 青木月斗句集 大阪の俳句』(青木月斗/[著] ふらんす堂 2017.11)
・『大阪の俳人たち 2 上方文庫』(茨木和生/ほか著 和泉書院 1991.7)
青木月斗が道修町に居住していたころの記録は下の資料でも確認できました。
・『都道府県別資産家地主総覧 大阪編1』(渋谷隆一/編 日本図書センター 1991.2)
明治34年調、同35年刊行の『大阪市京都市神戸市名古屋市商工業者資産録』(商業興信所編)の大阪市部分の複製が収録されています。
p.243(元資料のp.471)に青木月斗の本名である「青木新護」が掲載されており、住所の記載があります。
住所「東、道修一、四」
・『大阪春秋 30(1)<106>』(大阪春秋社 2002)
三島佑一「昔の船場道修町[2]」(p.124-129)に、青木月斗に関する記述がありました。
「青木月斗は道修町一丁目四番地に、明治二十八年から大正九年まで、天眼水快通丸本舗青木新護商店を開いていた。(後略)」(p.125)
〔事例作成日:2020年2月10日〕
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 10版)
- 参考資料
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- 同人 同人社 同人社 29(5)
- 近代文学研究叢書 65 昭和女子大学近代文学研究室∥著 昭和女子大学近代文化研究所 1991.12
- 月斗句集 青木/月斗‖[著] ふらんす堂 2017.11
- 大阪の俳人たち 2 茨木/和生∥ほか著 和泉書院 1991.7
- 都道府県別資産家地主総覧 大阪編1 復刻 渋谷/隆一∥編 日本図書センター 1991.2
- 大阪春秋 新風書房 新風書房 30(1-4)<106-109>
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 大阪,地名・地域,人物・団体
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000279692