レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20170708
- 登録日時
- 2020/11/16 00:30
- 更新日時
- 2021/02/25 10:37
- 管理番号
- 中央-2020-03
- 質問
-
解決
ヤクルトスワローズの応援歌に東京音頭が使用されているのは、いつからか。その理由が知りたい。
また東京音頭の歌詞が載っている資料はあるか。
- 回答
-
1 ヤクルトスワローズの応援歌に東京音頭が使用され始めた時期と理由
都立図書館で契約している新聞記事及び雑誌記事を検索できるデータベースをキーワード<東京音頭><ヤクルト>で検索した。(最終検索日:2020年7月29日)
次の記事に東京音頭に合わせて傘を開いて振る応援方法に関する記述があった。
情報1『日刊スポーツ』1992年5月22日
p.5「プロ野球って面白いぞ 神宮名物の東京音頭は万年Bクラスが生んだ「足止め」」
ヤクルトの名物応援の起源について、発案者の岡田正泰氏の話として、「試合進行と合わせてガラ空きになるファンの「足止め」という狙いがあった。それが「当時だれでもが知ってる歌。いかにもお祭りらしい」東京音頭の大合唱だった。1978年(昭53)に始まり、その年の日本一で一気に定着した。」とある。
なお都立図書館では、当該の日刊スポーツの所蔵はないため、データベースで確認した。
資料1『週刊ベースボール』57巻34号 2002年08月19日
p.93「東京音頭とビニール傘の応援スタイルを考案 ヤクルトの名物応援団長・岡田正泰さん、急逝」
80年代前半の応援についての記述の中で、「少しでもファンの数を多く見せるために、大きく、大きく。その考えのもと苦肉の策としてこのころに生まれたのが、傘を使った応援だった。そしてそれは、いつしか東京音頭と並ぶ”ヤクルト応援モデル”となり(後略)」とある。
2 東京音頭の歌詞が掲載されている資料
東京の音楽や民謡に関する資料を調査した。
資料2にA面が1番から5番、B面が1番から5番、計10番の歌詞が記載されている。
その他、資料3-7に歌詞の記載があるが、一部の歌詞のみで、順番が異なる。
資料4,5には楽譜が掲載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 声楽 (767 9版)
- 球技 (783)
- 参考資料
-
- 【資料1】雑誌:週刊ベースボール / ベースボール・マガジン社 / 57巻34号通巻2534号 / 2002年8月19日
- 【資料2】雑誌:銀座百点 / 銀座百店会 / 398号 / 1988年1月
- 【資料3】歌のなかの東京 / 柴田勝章/著 / 中央アート出版社 / 1996.10 <T/0・760/3017>
- 【資料4】日本のうた 第2集 / 野ばら社編集部/編集 / 野ばら社 / 1998.6 <7678/3272/2>
- 【資料5】全音歌謡曲大全集 第1 / 浅野純/編 / 全音楽譜出版社 / [1981] <D/7678/182/1>
- 【資料6】東京のうた その心をもとめて / 朝日新聞社/編 / 朝日新聞社 / 1968 <T/0・760/2>
- 【資料7】日本民謡大鑑 下 / 榊原帰逸/著 / 西田書店 / 1985 <3889/137/2>
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000289540