レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年05月20日
- 登録日時
- 2016/01/27 13:57
- 更新日時
- 2016/05/10 15:53
- 管理番号
- 埼熊-2015-140
- 質問
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解決
1890年代(明治期末)川越大火についての資料が見たい。
- 回答
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「川越大火焼失地図」「改進新聞号外(明治26年3月19日付け)」「東京朝日新聞(明治26年3月22日付け)」等の写真が掲載されている、以下の資料を紹介する。
『川越市立博物館常設展示図録』(川越市立博物館 2000)
『川越市史 4 近代』(川越市総務部市史編纂室編 川越市 1978)
『大火の歴史と街づくり 川越大火百年』(川越市立博物館 1993)
『写真集明治大正昭和川越 ふるさとの想い出』(岡村一郎編 国書刊行会 1978)
『町割から都市計画へ 絵地図で見る川越の都市形成史 第10回企画展図録』(川越市立博物館 1997)
- 回答プロセス
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1 川越大火の発生日時を確認する。
『川越市史 4 近代』
p696-697「川越大火と鍛冶町」
「明治二六年三月十七日に発生した火事は、二十二日付けの東京朝日新聞の報道によれば、当時の川越町の全戸数三三一五戸の三分の一以上に当る一三〇二戸を焼失する川越 始まって以来の大火であった。(第二編政治一一五頁参照)(中略)火事は三月十七日 に発生したが、鍛冶町の人々の話によれば、鍛冶町が焼けたのは、明くる日の十八日であったという。」
p114-121「明治二十六年三月の大火」
罹災者のために町役場が建てた急造バラック(お助け長屋)の写真あり。
2 自館目録を 全項目〈川越 & 大火〉で検索する。
『大火の歴史と街づくり 川越大火百年』
p9「東京朝日新聞の焼失図」
「川越町焼失之図 加畑英男氏蔵」
3 自館目録を全項目〈明治 & 川越〉で検索する。
『写真集明治大正昭和川越 ふるさとの想い出』
大火に直接かかわる写真なし。
p1「大火以前の時の鐘」の写真あり。
p156「川越大火の焼失区域」として、「改進新聞号外 川越町の大火」(明治26年3月19日発行)の写真あり。
『写真展 明治・大正・昭和の川越 第2回企画展』(川越市立博物館編 1990)
p17「町勘金物店」大火の前後で店舗が変わったと触れている。
p27「川越町郵便局」大火のあった町等への移転などについて触れている。
大火そのものに関する写真なし。
4 川越市の歴史関係図書を確認する。
『町割から都市計画へ 絵地図で見る川越の都市形成史 第10回企画展図録』
p37「川越町焼失之図 明治26年 川越市立博物館蔵」あり。
『川越市立博物館常設展示図録』
p126-127「川越大火と火消し」
「川越大火焼失地図」「改進新聞号外(明治26年3月19日付け)」「東京朝日新聞 (明治26年3月22日付け)」のカラー図版あり。
5 《国会図書館サーチ》を〈川越大火〉で検索する。(http://iss.ndl.go.jp/ 国会図書館)
『川越歴史随筆 続 川越歴史新書』(岡村一郎著 川越史料刊行会 1962)
p127-135「7 川越大火の新聞と号外」あり。
「改進新聞号外(明治26年3月19日付け)」「東京朝日新聞(明治26年3月22日付け)」 の記事を転載したもの。朝日新聞の紙面の写真あり。
ウェブサイトの最終アクセス日は2014年5月9日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 関東地方 (213 9版)
- 参考資料
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- 『川越市立博物館常設展示図録』(川越市立博物館 2000)
- 『川越市史 4 近代』(川越市総務部市史編纂室編 川越市 1978)
- 『大火の歴史と街づくり 川越大火百年』(川越市立博物館 1993)
- 『写真集明治大正昭和川越 ふるさとの想い出』(岡村一郎編 国書刊行会 1978)
- 『町割から都市計画へ 絵地図で見る川越の都市形成史 第10回企画展図録』(川越市立博物館 1997)
- キーワード
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- 川越大火
- 川越市
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土 地名
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000187566