レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2002/05/12
- 登録日時
- 2006/06/29 02:11
- 更新日時
- 2009/11/20 08:52
- 管理番号
- 埼久-2002-017
- 質問
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解決
次の歌の作者を確認したい。「明日ありと 思う心の 仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは」。親鸞の歌ではなかったかと記憶している。
- 回答
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『故事俗信ことわざ大辞典』によると、出典は「親鸞聖人絵詞伝」とあり。これを連絡する。
- 回答プロセス
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『新編国歌大観』『新編和歌の解釈と鑑賞事典』『日本秀歌秀句の辞典』等に掲載なし。
《Google》を〈明日ありと思う心〉で検索すると、複数のサイトに作者を親鸞とする記述があり、歌の出典を「本願寺聖人伝絵」とする記述も見られる。
『親鸞全集 4』所収の「本願寺聖人親鸞伝絵」を確認するが、該当の歌は見あたらず。
『故事俗信ことわざ大辞典』に掲載があり、「出典は「親鸞上人(ママ)絵詞伝」となっている。
『国書総目録』より「親鸞聖人絵詞伝」の活字版は、「大日本風教叢書 3」(大日本風教叢書刊行会 1918:秋田県図、奈良県図など蔵)所収と判明する。
県立未所蔵で出典は確認できないものの、歌の作者は親鸞と考えられる。
以上を連絡する。
- 事前調査事項
- NDC
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- 各宗 (188 9版)
- 詩歌 (911 9版)
- 参考資料
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- 『故事俗信ことわざ大辞典』(尚学図書 小学館 1983)
- 「大日本風教叢書 3」(大日本風教叢書刊行会 1918:秋田県図、奈良県図蔵)
- キーワード
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- 親鸞(シンラン)
- 和歌
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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定番事例
管理番号「埼浦-2003-014」が類似の調査事例である。
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000029251