レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年08月16日
- 登録日時
- 2022/06/20 15:13
- 更新日時
- 2022/06/26 09:16
- 管理番号
- 中央-1-0021538
- 質問
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解決
元荒川を含む旧岩槻市や岩槻区の、災害の歴史を知りたい。
- 回答
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下記の図書資料、ウェブサイトを紹介した。
■図書資料
(1)『岩槻市史 通史編』岩槻市役所 1985年
p683~704 岩槻地方の河川と用水
荒川や綾瀬川の改修の歴史が書かれている
p1093~1098 関東大震災
p1095に村ごとの住居の被害表や死者行方不明者負傷者数の一覧が載っている。
(2)『岩槻市史 近・現代史料編 1』 岩槻市役所 1984年
p438~461 「明治期の水害」
p444に明治23年10月の南埼玉郡水災被害表があり、大字ごとの被害戸数や田畑の反数が載っている。
(3)『岩槻市史 近・現代史料編 2 新聞史料』 岩槻市役所 1981年
明治初年から昭和53年までの岩槻に関係する新聞記事をまとめた1冊。
p346 豪雨更に襲ふ(昭和16.7.23記事)
p382 埼葛一帯の水害刻々と増大(昭和22.9.20記事)
p391 利根・荒川各処に損傷(昭和23.9.18記事)
p743 浸水4日目”ボート外出”(昭和51.9.14記事)
など、災害に関する記事が載っている。
(4)『カスリーン台風 昭和22年関東水没から50年 報道写真集』茨城新聞社/[ほか]共同編集 埼玉新聞社出版局 1997年
被害の記録や写真の中には岩槻は出てこないが、岩槻にも被害をもたらした台風の記録。
p5 利根川東村堤防決壊による浸水図あり。
(5)『埼玉県水害誌:昭和二十二年九月』埼玉県/編纂 埼玉県 1950年
カスリーン台風時の記録。県内の被害状況が詳細に書かれている。
■ウェブサイト(最終アクセス確認日 2022年6月20日)
(1)ハザードマップ(自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図化したもの)
https://www.city.saitama.jp/minuma/001/001/004/p061003.html
さいたま市では、洪水や浸水、土砂災害警戒区域、地震に関するハザードマップを作成しており、さいたま市ホームページでも公開している。
(2)荒川の歴史
https://www.ktr.mlit.go.jp/arajo/arajo_index010.html
国土交通省関東地方整備局荒川上流河川事務所のHP>荒川を知ろう>荒川の歴史
「治水の歴史」「洪水の記録」があり、江戸時代以前から現在までの記録を読むことができる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 関東地方 (213 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- さいたま市岩槻区
- 元荒川
- 災害
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- さいたま市岩槻区 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000317444