レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年03月13日
- 登録日時
- 2021/12/25 15:06
- 更新日時
- 2022/02/01 13:10
- 管理番号
- 新県図-01469
- 質問
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解決
市村玖一の生没年月日について
- 回答
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当館所蔵資料を確認したところ、下記(1)(2)の資料に亡くなった月日に関する記述が、下記(3)の資料に生年月日に関する記述が見つかりました。なお、下記(1)~(4)の資料内の記述より、没年が1979年ではなく1980年である可能性も考えられます。
(1)「市村玖一氏を悼む」(高岡功/著 『高志路』第257号 新潟県民俗学会 1980年10月 p37)
「六月十九日、ガンセンターへ見舞いに行った。(中略)訃報をうけたのは、二十三日だった。」と記述があります。
(2)「吾が郷土史研究会を育成せし四氏踵を接して逝く嗚呼悲しい哉」(『郷土新潟』22号 新潟郷土史研究会 1980年12月 p84)
「市村玖一さん 六月二十三日会の相談役として尊い存在でした。六月下旬不帰の客となる。」と記述があります。他の人の記述と比較すると「六月二十三日」が命日と推測されます。
(3)「市村翁を偲ぶ“後記に寄せて”」(井上/著 『風雪越佐』第24号 解放運動新潟県旧友会 1980 p21) ※『新潟県農民運動史』増補改定版(市村玖一/著 創作舎 1982)の付録より、市村玖一の肩書の中に「解放運動旧友会会員」と記述がありました。
「翁は今年六月、不帰の人となった。」「翁の出生は明治36年12月1日である。」と記述があります。
なお、市村玖一の経歴の後に「詳細は翁の名著新潟県農民運動史」と記述があり、『新潟県農民運動史』の目次を確認しましたが、市村玖一自身について述べられているような項目は見つかりませんでした。
(4)「市村玖一先生を偲びて」(大山久一/著 『郷土新潟』23号 新潟郷土史研究会 1981年11月 p51~52)
「市村玖一先生逝きて、一ヶ年有余」、「五十四年初秋頃より、身体の異常を訴えられて療養を重ねてこられた。」の記述があります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 市村玖一
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000309534