レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年02月04日
- 登録日時
- 2021/02/04 15:08
- 更新日時
- 2021/03/01 13:10
- 管理番号
- 小野03-004
- 質問
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解決
俗謡「よしだとおれば かのこがまねく あかいかのこのふりそでが」の由来、来歴などについて知りたい。
- 回答
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うたの出どころとして、姫路城の千姫に関する歌だということであったが合致するものはなし。
千姫の伝説の俗謡は「吉田通れば二階から招く しかも鹿の子の振袖で」である。
①『千姫考』神戸新聞総合出版センター p.257~264「三九 吉田御殿の伝説」
②『姫路市史 第14巻』姫路市 p.559「千姫の史実と伝説」
③『新日本古典文学大系 62』岩波書店
p.135『山家鳥虫歌巻之下』より「吉田通れば二階から招く しかも鹿の子の振袖で シヨンガヘ」
p.131「吉田」という地名について、295番の歌の解説にあり。
参考:兵庫県立図書館レファレンス「野々村信武の『狂歌旅枕』に「吉田通れば二階から招くしかも鹿の子の振袖が」という歌があるか。」
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000276221 (最終確認:2021/02/04)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289)
- 近畿地方 (216)
- 詩歌 (911)
- 参考資料
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橋本政次 著 , 橋本, 政次, 1886-1973. 千姫考. 神戸新聞総合出版センター, 1990. (のじぎく文庫)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002042444-00 , ISBN 4875214634 -
姫路市史編集専門委員会 編 , 姫路市史編集専門委員会. 姫路市史 第14巻 別編. 姫路市, 1988.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I077276254-00 -
佐竹昭広 [ほか]編 , 佐竹, 昭広, 1927-2008. 新日本古典文学大系 62 (田植草紙・山家鳥虫歌・鄙廼一曲・琉歌百控). 岩波書店, 1997.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002722439-00 , ISBN 400240062X
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橋本政次 著 , 橋本, 政次, 1886-1973. 千姫考. 神戸新聞総合出版センター, 1990. (のじぎく文庫)
- キーワード
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- 俗謡
- 都々逸
- 千姫
- 姫路城
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000293456