レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年05月26日
- 登録日時
- 2022/09/07 14:19
- 更新日時
- 2022/09/28 18:17
- 管理番号
- 9000035524
- 質問
-
解決
1972年の札幌オリンピックの聖火リレーにおける山梨県内でのルートを知りたい。
- 回答
-
札幌オリンピックの聖火リレーについては、「山梨日日新聞」1972(昭和47)年1月3日~5日に記事がある。
当館資料としては『山梨日日新聞縮刷版 昭和47年1月号』、またはマイクロフィルムで閲覧可能。
記事によると、ルートの概要は次の通り。
<1月2日>※1月3日2面(縮刷版p.74)
籠坂ドライブイン前で静岡隊から聖火を受け、車で山中湖村役場前へ。
山中湖村を二区間リレー。
車で富士吉田ドライブイン前へ。
4.7キロを5区間に分けてリレーし、富士吉田市役所に到着。
<1月3日>※1月4日1面(縮刷版p.97)
富士吉田市役所前から河口湖畔をリレー。
御坂トンネルを車で輸送。
御坂ー石和を通って甲府市に入り、県庁前に到着。
<1月4日>※1月5日5面(縮刷版p.113)
県庁前から甲府駅前ロータリーを一周し、平和通りを南下。
国道二号線から竜王ー双葉を抜けて分火地点の韮崎市文光堂書店前へ。
(国道二十号の間違いか?)
ここから本州東コースと西コースに分かれる。
東コース:韮崎市から須玉、高根町を経て国境橋で長野県側に引継。
西コース:武川村、白州町を経て国界橋で長野県側に引継。
- 回答プロセス
-
(1)自館OPACで「札幌」×「オリンピック」「五輪」などのキーワードで検索しヒットした資料を調査。
→ 詳細は分からない。
(2)「県政通信」No.30(昭和47年3月号)を確認。
→ p.15に「2日札幌を目ざすオリンピックの聖火は、静岡県から籠坂峠をこえて本県に入った。この日は富士吉田市役所、三日は県庁に保管され、四日には韮崎市で二つに分けられ、本州東コースは国道一四一号、西コースは国道二十号を通って北上し長野県に向かった」とある。
(3)当日の「山梨日日新聞」を調査。
→ 1月3日~5日の新聞にリレーの様子が詳しく報告されている。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 冬季競技 (784)
- 参考資料
-
- 山梨日日新聞縮刷版 昭和47年1月号 (p.74、97、113)
- 県政通信 No.30(昭和47年3月号) (p.15)
- キーワード
-
- 札幌オリンピック
- 聖火リレー
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000320949