レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年04月13日
- 登録日時
- 2023/04/13 14:57
- 更新日時
- 2023/05/31 11:47
- 管理番号
- HP-0144
- 質問
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解決
配給制度について、昭和15年6月から切符制が実施された「六大都市」とは、それぞれ市単位だったのか。例えば東京とあるのは東京市で、武蔵野や多摩地域などは除外されていたのか。米以外の切符制や登録制は、六大都市以外も全国的に導入されたのか。
- 回答
-
昭和15年6月時点での法律上の「六大都市」とは、東京市・大阪市・名古屋市・京都市・神戸市・横浜市の6都市を指す。そのため、東京府下の東京市以外の地域は法律上、六大都市に含まれず。(昭和18年7月に東京都制が施行されたことにより、東京市が廃止され、「五大都市」となる)東京市以外の東京府下地域の配給制度の開始時期についての詳細を確認できず。次の資料を提供。
『都史資料集成 第11巻』
p.829~「第二 東京市切符制沿革史」
米以外の切符制や登録制は、六大都市以外も全国的に導入されていたと考えられるが、導入の時期等は地域差があったと推測される。
『太平洋戦争下の労働者状態』
p.118~「第五編 物価・配給統制と労働者の生活」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 農業経済・行政・経営 (611 8版)
- マーケティング (675 8版)
- 関東地方 (213 8版)
- 参考資料
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- 『都史資料集成 第11巻』東京都公文書館 編 東京都公文書館 2012.03 (213.6/To46/11 閉架一般 000055233)
- 『太平洋戦争下の労働者状態』法政大学大原社会問題研究所 編者 東洋経済新報社 1964.10 (366/H91 閉架一般 000036814)
- キーワード
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- 配給
- 食糧管理
- 東京
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000332027