レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年05月15日
- 登録日時
- 2019/10/11 17:43
- 更新日時
- 2019/10/23 15:31
- 管理番号
- 地-190005
- 質問
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解決
占領下の横浜の地図や写真が載っているもの。
米軍基地に特化したものを探している。
- 回答
-
・『昭和の横浜』 高村直助監修 横浜市史資料室ほか編 横浜市史資料室 2009年 <K26.1/163 貸出不可> (60544210)
p186~191 「第Ⅱ章 戦災・占領から再建へ ⑥接収」として立項されています。
p186「接収された横浜税関と大桟橋周辺 1946(昭和21)年11月 米国国立公文書館」
p188「山手から見た米軍施設①② 1953(昭和28)年 広報課写真資料」
p189「米軍の飛行場 年不詳 児林嘉五郎氏提供」
などのモノクロ写真が掲載されています。
また、
p190~191「横浜港隣接地帯接収現況図1954(昭和29)年 横浜市港都建設総合企画室 横浜市中央図書館」がカラーで掲載されています。
・『占領軍のいた街 戦後横浜の出発』 横浜市ふるさと歴史財団近現代歴史資料課市史資料室担当編 横浜市史資料室 2014年 <K26.1/183 貸出不可> (60636826)
こちらの資料はp8の解説に、
「横浜市史資料室では、2009年に写真集『昭和の横浜』を刊行した。そこでも、占領下の写真を200枚以上掲載している。そのため、本報告書では、できる限り写真集に掲載していない写真を紹介するよう心掛けると同時に、その後の調査で写真に関する新たな情報が判明した写真もあわせて紹介することとした。」とあります。
p27 「④-17 米軍基地 1946年7月26日 米国国立公文書館所蔵」
のモノクロ写真が掲載されています。
また、p90~99が「4.横浜市内の米軍施設(占領期)」として立項されており、占領期の米軍施設について、表、図(地図上のどこに何の施設があるかがわかります)、写真(一部の施設)によって知ることができます。
p90~95 一覧表(米軍施設名/区/地域・建物名/年月日/解除年月日/図)
p96 図1 横浜市全域
p97 図2 鶴見区・神奈川区臨海部
図3 中区中央部
p98~99 上記表および図にある一部の施設の写真
・『神奈川の米軍基地-いま・むかし』 神奈川県渉外部基地対策課 1986年 <K39/64 貸出不可> (60103397)
表紙裏~p1 「提供施設位置図(昭和61年3月現在)」が掲載されています。
これは、市区町村の境界線が示された神奈川県地図に、昭和61年3月現在提供している施設・区域および返還施設・区域(主なもの)が3色刷であらわされているものです。
p2~9 「横浜地域」として立項されており、「根岸(間門)にあった飛行場-昭和30年頃」の写真が掲載されています。
・『米軍基地と神奈川』 栗田尚弥編著 有隣堂 2011年 <K39/103 貸出不可> (60592649)
p23 「米軍司令部となった横浜税関ビル(中央)と大桟橋周辺 1946年11月米国国防総省蔵」の写真が掲載されています。
p28~29 「横浜港隣接地帯接収現況図(1954年)加筆 横浜市港都建設総合企画室 横浜市中央図書館蔵」がモノクロで掲載されています。
- 回答プロセス
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占領下の横浜については、横浜市史資料室、神奈川県渉外部基地対策課等が資料を纏めているため、横浜市史資料室が編さんした『昭和の横浜』を確認した。参考文献に記載されている資料を調査し、併せて「占領軍」「米軍」「基地」等のキーワードから文献を調査した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 関東地方 (213 9版)
- 国防.軍事 (390 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 米軍
- 接収
- 横浜
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000262554